1+1<2 この数式があらわすのは相乗効果、シナージズムというのだそうです。
少し味が物足りない昆布だしと、これまたちょっと味が・・・というようなかつおだしをまぜてみると、味がぐんとアップすることだとの説明。うん、よくわかります。
人間関係も同様であれば、と書いてあったコラム。そうですね。一人ができることは限られているけれど、誰かと一緒だと、自分が思ってもいなかったことが可能になる。そんな人間関係が作れたら最高でしょうね。
今回のリオパラリンピックの視察。車いすフェンシングの大会は、国際車いすフェンシング協会のメンバーとリオの大会スタッフたちとのコラボレーションで運営されていました。リオのメンバーの中心となっているのは三人。グループとして仕事をスタートさせたのは今年になってからとのこと。
大会準備、大会運営、何を取っても膨大な作業量があったはず。それを限られた人数でこなしていくのです。中心となった男性はブラジル人ですが、アシスタントはコスタリカから来た若い男性。もう一人のブラジル女性と三人で中心的な役割を果たしていました。
1+1+1は、他の多くのスタッフ、ボランティアの力と一緒になって、大会成功となりました。ここにも大きな意味での相乗効果があったように感じました。
TOKYO2020は4年後です。とてつもなく大きな企画に飛び込んでいくようなものですが、相乗効果を生み出せる人材を確保しながら、あせることなくやっていこうと思います。
リオパラで仕事をしたコスタリカの青年も「TOKYO2020でも僕の経験が生かせたらうれしい」とメールをくれました。日本だけでなく、世界から仲間を集めていこうと思います。楽しそうでしょ?