2016年9月21日水曜日

認知予備能

NHKラジオ第二で耳にしたことば「認知予備能」。老化現象、アルツハイマーなどのことばが出てくる講演会でしたから、この言葉の音だけを聞いた時には「認知予備脳」だと思っていました。

インターネットで検索したら、出て来たのが学術論文の論文抄録。難しいことばが並ぶけれど、ラジオで聞いた内容が簡潔にまとめられています。

老化によって脳そのものが萎縮したり、アルツハイマーとしての病変があったとしても、この認知予備能、つまり予備能力が高ければ、認知症を発症しないこともある、ということのようです。実際に、修道女の方の長年の観察と死後の調査によって、大きく萎縮した脳でありながら、通常の生活が送れることが実証されたのです。

この予備能力を保つために、というか、育てるために必要なことは、頭を使い続けること。つまり学習を続けること。楽しく学び続けることが大切だとのこと。

生活そのものにもリズムを持って、バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠が必要。つまり、脳にやさしい生活を送ること、それはからだ、特に心臓にもやさしい生活。

老後の心配をあれこれするよりも、興味のあることを楽しく学び続けていけばいい、との専門家のお達し。やってみましょう、ご一緒に!

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