でも、ほどなく、この奥さまの様子が変わってきました。「楽になった」反面、「することがなくなった」日々。動きやおしゃべりが鈍くなっていってしまいました。
人が生きていくためには日々、食べていかなくてはなりません。その食事作りが面倒なら、しんどいことでしょうね。見かけによらず(?)食事を作るのが好きな私。時間のある時にお料理するのが、バタバタした日常のいい気晴らしになっています。
食育・料理研究家の肩書きの坂本廣子(ひろこ)さんのことばです:いい人生にするカギは料理力にあるのよ
子どもも高齢者も「料理力」をつけて人生を楽しんでほしい、そんなメッセージです。