2015年12月26日土曜日

連帯と寛容

「テロリストの世界観の中核を成すものは、ムスリムとその他のコミュニティーは共存できないというものだ。そして彼らは毎日アンテナを張り巡らせて、その説を裏付けする証拠を探している。だから、ドイツの人々が移民を歓迎している写真は彼らを大いに悩ませた。連帯、寛容・・・・それは彼らが見たいものではない」

パリの同時多発テロ後、ヨーロッパ各国のイスラム教徒へ対応は、テロリストが見たくないという「連帯」と「寛容」からは離れていく一方のよう。

「イスラム教徒の入国は許可すべきでない」と発言するアメリカ共和党大統領候補のトランプ氏。その過激な発言を支持する人たちも多く存在する事実。

「イスラム教徒への憎悪は若者を孤立させ、ISが望む分断された社会を作る。若者に仕事と将来の希望を与えることだけが、過激化を防ぐ解決策だ」と記された新聞記事。

「連帯」と「寛容」、どんな時にもどんな場所でも必要なことば。

0 件のコメント: