2014年9月27日土曜日

住みやすい都市

イギリスの情報誌が掲載した「世界で最も住みやすい都市」のトップ10に、日本の都市が3つ入ったのだとか。2位:東京、9位:京都、10位:福岡。トップはデンマークのコペンハーゲン。

選考基準は、都市の安全性、公共機関の信頼度、書店の数などのデータが7割で、残りの3割程度は編集部が話し合った主観が入っているというのが、興味深いところ。単なる数字だけに頼るのではなく、そこでの生活の質を十分に考慮するのだそうです。

首位のコペンハーゲンが評価された大きな要因は「多様性」。外国籍の市民の増加、同性愛者などの少数派への配慮、それらを含めて、日常の暮らしの質の向上に努める政策が高い評価を得たとか。「多様性こそ都市生活の大切な価値、強さ」と言い切るコペンハーゲン市の担当者。世界の多くの国や街で、多様性ゆえの問題が続出している現代社会にあって、バランスを取った都市生活のお手本となるのかもしれません。

日本の都市も、このバランス感覚を取り入れていってほしいものです。


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