2013年6月30日日曜日

睡蓮

植物園の温室の中のこの睡蓮(すいれん)
今年も大きくしっかり咲いていました



おとなりには小さめの花がこれから咲きますよ、って


2013年6月29日土曜日

風の電話

電話線のつながっていない電話ボックス「風の電話」のことをラジオで聞いたのは、つい先日でした。検索してみると、朝日新聞2011年5月12日の記事にこの「電話ボックス」のことがありました。 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105120083.html

この電話ボックスは、岩手県大槌町(おおつちちょう)の海を望む高台にある佐々木格(いたる)さんの庭に以前から設置されていたもの。震災後、佐々木さんは、自分の庭をメモリアルガーデンとして整備し、被災者やボランティアたちに解放しています。

電話ボックスにある佐々木さんのことば・・・

「風の電話は心で話します 静かに目を閉じ 耳を澄ましてください 風の音が または浪(なみ)の音が あるいは小鳥のさえずりがきこえたなら あなたの想いを伝えてください」

突然の永遠の別れをした多くの人たちにとって、亡くなった人たちと静かに向き合うことができる風の電話。

敷地内には、震災後2年たって「森の図書館」も整備されたとか。
http://ext.yahoo.co.jp/fukko/otsuchi01/

たとえ少しずつであっても、被災者の方々の心がほぐれていきますように・・・

2013年6月28日金曜日

今年のナツツバキ

我が家の北側の空間の、植えたはずのないナツツバキ
日当たりの悪い場所でしっかり大きくなりました





小さなアリが二匹・・・ウロウロしています




ツボミは真珠のように光ってます
明日、咲きますか?


これはきっと昨日の花 かろうじて・・・


2013年6月27日木曜日

男性介護者

年を取った人のお世話を女性がするのが当たり前だったのは、もうずっと昔のこと。家族のあり方が大きく変わってきた現代では、男性介護者の数も増える一方。

仕事と介護を両立させる大変さは、男性も女性も同じはず。でも、男性介護者の増加は、その厳しさを一層あぶり出してきたように思います。介護の実体はそれぞれ違っていても、お世話する人の生活の全てに責任を負う日々は、精神的にも肉体的にも負担の大きいものです。

以前、12年間、お母さんを介護して見送った男性に会ったことがあります。急病で倒れて病院に運ばれ、寝たきりになったお母さんを自宅に連れて帰り、流動食だったお母さんが自分の口で食事ができるように工夫したこの男性、長年の介護生活を詳しくノートに書いていました。

お母さんを見送ったあと、介護経験を記した文章をあるコンテストに応募。受賞した彼は一時、マスコミにも取り上げられ、細やかな介護は称賛の的となりました。

その後の彼の消息を私は知りません。ただ、最後に会った時、「いい仕事が見つからなくて・・・」と話していたことが今でも気になっています。50歳目前で仕事を辞め、12年の介護を経験。独身で老いていくこの男性にとって、長年の介護は、自分の老後を支える経済基盤を大きく揺るがせてしまいました。

男性介護者だけではありません。介護をする全ての人にとって、その後の生活が平穏なものであってほしい。ただただ、そう思う私です。


2013年6月26日水曜日

タチアオイ






夏になると、以前はあちこちで見かけたタチアオイ
このところ、キョロキョロしていてもなかなか見つかりません

植物園のタチアオイはカラフルな八重咲き
胸元につけたら素敵なコサージュになりそう



2013年6月25日火曜日

困ったときの・・・

「困ったときのChuck頼み」は「けやき便り」のネタのこと
このところ、飼い主が飽きてきた(?)のか、
他のネタを探せるようになってきたのか(これも???)
もうすぐ5歳になるChuckの登場回数はグンと減りました

久しぶりのカットに出かける朝
久しぶりに一眼レフでChuckを追いかけてみました

まずはおなじみの「モシャモシャChuck」


白黒モードだとこんな調子
ピントが合っているとは思えませんが・・・



5歳ともなると、結構ポーズを取ってくれます
しばらくじっとしていることも・・・
でもやっぱりピント合わせは大変


2013年6月24日月曜日

3D プリンター

3Dプリンターとは「紙への印刷と同じような感覚で、樹脂や金属を塗り重ね、立体的な製品でつくりだす装置」。わかったようなわからないような・・・

研究所や工場で、多種多様な試作品が簡単に作れる。複雑な建築模型も素早く作れる。好みのフィギュアやプラモデルが自宅で制作可能、などなど説明を読んでも全く実感がわかず。

大量生産ではなく、顧客が欲しい、たった一つのデザインでも即座に提供できる、つまりコンピュータにデータを入力すれば、ボタン一つで、つくりたいモノがイメージ通りの形ででてくる、製造業の革命となる技術なのだそうです。

新しい技術や機械は一般人には理解できないのは仕方ないのかもしれませんね。ファックスが出始めた頃、紙が戻ってくるので、何度も何度も送信しなおした人もいたということですから・・・

2013年6月23日日曜日

アジサイ園

植物園のアジサイ園
強い日差しにまぶしそうなアジサイたち








K's Picturesにもいっぱいアジサイをアップしました

2013年6月22日土曜日

「舟を編む」

「右」ということばを、どう説明しますか?

映画「舟を編む」(原作、三浦しをん、2012年度「本屋大賞」受賞)で耳にした質問です。普段何気なく使っていることばを説明しようとすると、それが簡単なことばであればあるほど難しいもの。

映画の中で、主人公は「北を向いた時、東にあたる方向」と言い、辞書編集作業の中で、監修の老国語学者は「数字の10のゼロのあるほう」と言っていました。手元にある高校時代から使っているボロボロの国語辞典は「日の出るほうへ向かって、南のほう」という説明です。

辞書づくりとは、言葉を集めて一つ一つに説明を付けていく作業。それは約24万語の言葉を集めた辞書であっても同じこと。気の遠くなるような作業の連続で、完成まで十数年かかるのが当たり前・・・

監修者や編集者の意向で選ばれる言葉によって、辞書はそれぞれに特徴が現れ、説明の表現も多種多様。

電子辞書やインターネット検索で簡単に言葉の意味を探しだしている昨今。ても、紙の辞書の「おもしろさ」は味わうことはできません。言葉の海にのんびり船出できる時間も必要なのでは、と思いました。


2013年6月21日金曜日

花菖蒲








植物園で展示されている花菖蒲(はなしょうぶ)
群生しているのではなく、植木鉢での展示
一つ一つとても個性的

2013年6月20日木曜日

IT断食

おもしろい表現を耳にしました。IT断食。

いつ頃からか会社での仕事は、社員全員がコンピュータに向かって、情報収集や資料作成をしている日々となりました。お互いの会話はほとんどなくても、それが現代の仕事風景なのです。

コンピュータやスマートフォンから離れられない、デジタル文化にどっぷり浸かっているのが現代人の日常生活。簡単に情報を手に入れられるようになっているけれど、それはあくまで受け売り情報。

本来なら、自分が経験した「真実」Factが大切なのに、検索して手軽に得られる情報だけで判断を下すわたし達。

時にはコンピュータから離れてアナログ的に情報を集め、自分で体験する時間を過ごすことが必要と、IT断食を主張する大学教授のことば。本来、アナログが主でデジタルはそれを補完する存在であるべきで、万の情報より一つのFactが大切なのだと話していらっしゃいました。

明け方、ラジオのスイッチを入れて、偶然耳にした番組を聞きながら、「気をつけなさいよ」と自分のことを言われているような気持ちになりました。

2013年6月19日水曜日

不思議な色

チョコレート色のタッカ・シャレトリエリ


ブルーの花はジェイド・バイン


京都府立植物園の温室の中でみつけた不思議な色の花


2013年6月18日火曜日

初なり


鉢植えのきゅうり、初なりです
ミニきゅうりが急成長 着地してしまいました

イボイボがいっぱいの懐かしい味
次も楽しみ・・・

2013年6月17日月曜日

カシワバアジサイ

去年庭に植えたカシワバアジサイ
最初の花の房が二つ




ご近所の私の大好きなカシワバアジサイ 
我が家のものとは、随分違いますね


2013年6月16日日曜日

やっと雨が・・・


久しぶりの雨の音、そして雨のにおい

5月末の早い梅雨入り後、ほぼ半月カラカラの日ばかり
今週は35度近い猛暑に

ご近所のたんぼ、今年は「お休みたんぼ」もなく一面の早苗(さなえ)
恵みの雨でホッですね

2013年6月15日土曜日

音声入力

iPadのブラウザにクロームを使っています。アップデートの表示が出たので、クリックしました。「音声入力の向上」という文字が見えました。「音声入力できるんだ!」と発見した次第。

そういえば、検索入力スペースの右に、マイクロフォンのアイコンがありましたっけ・・・

マイクのアイコンをクリックすると、「お話ください」の表示。「けやきだより」と話しかけてみました。

「聞き取れませんでした」の文字が現れました。もういちど「け・や・き・だ・よ・り」とはっきり話しました。一応納得してくれたようで、検索画面に変わりましたが、音だけを拾っているので、私の「けやき便り」は出て来ませんでした。google検索で「けやき便り」と入力するとトップに出てくるのですが・・・

「京都府立植物園」、これは楽勝。「Global Voices from Japan」と英語で発音すると、iPadはちょっと迷って、見当違いのページを表示しました。「グローバル・ボイセス・フロム・ジャパン」とカタカナで発音するとちゃんとGVJのページを見つけてくれました。

関西弁でも簡単なものはしっかり認識しますし、FMラジオをガンガン鳴らしていても、ちゃんと声を聞き取ってくれます。

えらいもんだ、って感心しながら遊んでいました・・・


2013年6月14日金曜日

ドクダミ





6月になると庭の主役はドクダミ
においはちょっと・・・ですが、かわいいでしょ

2013年6月13日木曜日

気象病

雨の少ない近畿地方。台風がやってきて少し雨も期待できるかな、と思ったけれど、ただただ蒸し暑く、雲間からのぞく太陽は真夏並。

今年は春先から気候変化が大きくて体調管理が大変ですが、梅雨のこの時期も「元気」でいるのはなかなか難しい季節。

「気象病」ということばに行き当たりました。天候の変化によって身体に不調を来すことを指しているようです。気圧が下がると関節や頭が痛くなるような症状がでてきます。

呼吸器にトラブルがあった私の父は、「低気圧がくるようだ・・・」と晴れていても感じていました。呼吸が苦しくなるのです。外れたことのない、天気予報でした。

外界の変化がどうであっても、人間の身体の内部環境を一定に保とうとするホメオスタシスという「内部維持機能」。見えなくて、感じることもできないけれど、自分の中にあるこの力に改めて「がんばって!」と声をかけたくなる日。今日の京都の予想最高気温は35度!!!


2013年6月12日水曜日

西国番外札所

西国三十三箇所巡礼の「番外」の花山寺

西国三十三箇所を決められた花山法王が隠居なさった場所
巡礼を始める前にお参りをする場所であったとか

バスはお山には入れず、徒歩約25分の急な道を歩くところ
旅行社の巡礼ツアーにはタクシーの用意がありました
(がんばって歩いた方々もあり)


山門到着


小さな本堂 巡礼札があちこちに



山上の境内は緑・緑・・・



静かな境内


「有馬富士」を眼下に望む(このあたりは昔の有馬郡)


この方角は瀬戸内海