2012年9月16日日曜日

健康寿命

2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命を提唱して以来、寿命を伸ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を伸ばすかに関心が高まっています。 健康寿命とは平均寿命から、要介護状態などの期間を差し引いた寿命のことです。

2010年の男性の平均寿命は79.55歳、健康寿命は70.42歳、その差は9.13歳。女性の平均寿命は86.30歳、健康寿命は73.62歳、その差は12.68歳。

認知症や寝たきりは、健康寿命を阻害する大きな要因。体が元気で認知症のある人、認知症はなく、体が病気、認知症があり体が病気、などいろんなケースがありますが、どれも自立した状態ではなく、周りの助けが必要となります。

人は決して一人では生きてはいけませんが、自分らしさを保つためにも、自分ができることが少しでも多く、長く続けられることが「健康寿命」につながるのだと思います。食生活に気を配り、社会とつながり、心を穏やかに・・・どれも今から心すべきことばかり。



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