2010年11月23日火曜日
エアーマットレス
10 日ほど前から、ベッドの上で寝返りがうてなくなった母。先週の木曜日、訪問看護師さんが仙骨のあたりが「褥瘡」(じょくそう・床ずれ)らしき状態になって いるのを発見。さっそくケアマネージャーさんに連絡して、マットレスをエアーマットに変更してもらうお願いをしました。
そして、その日の夕方、さっそくいつもの介護用品業者さんが新しいマットを届けてくれました。
まず、母を寝たままの状態で、マットレスごと床に降ろし、ベッドの上で、エアーマットのセッティング。それが終わると、4人がかりで、シーツごと母をベッドの上にのせました。
小さな山が並んでいるようなエアーマット。ベッドの足元に取り付けたコントローラー(写真)が必要硬さを調節してくれます。山のあちこちが動くので、からだの同じところに力がかからなくなるのです。使い始めて2,3日で、褥瘡部分の黒みが減ってきたのには驚きです。
介護保険が使えるからこそ、体調に合わせたマットレスを気軽に交換して使うことができます。これを購入しようとすると、軽く10万円を越えます。
介護保険の利用料が払えなくて介護が利用できない世帯が多くある、と先日のニュースで言っていました。2年後の介護保険見直しで、保険料が上がることもありそうです。でも、それが介護現場で働く人たちのお給料上昇に直結するのかはあやしいもの。
色んな問題を抱える介護保険。ですが、現在の母の場合は、今必要なものを全て利用できるのですから、何ともありがたい状況です。
自動で高さや角度が変更できるベッド、多量の尿をもらさないおしめなど、今は当たり前のように使っていますが、このような便利なものがなかった時代、寝たきりの人の介護の大変さはいかばかりか、と思います。
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1 件のコメント:
お母様、エアーマットレスで褥瘡を防げそうでよかったですね。
ほっておくとあっという間ですし、
もう10年ほど前、意識がなくなった父に
褥瘡が出て、辛かったことを思い出します。
介護は問題も多いですが、
ほんとうにありがたいですね。
そして、ヘルパーさん始め
関係する皆さんが天使のように思えます♪
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