手元の切り抜きににこやかにほほえんでいる女性の写真があります。笹本恒子(ささもとつねこ)さん96歳。日本初の女性報道写真家で、現在も現役で活躍中。
ずぶの素人ながら、縁あってカメラを手にして写真家となり、70年前に日独伊三国同盟の夫人祝賀会を撮影した経験を持つ方だそうです。
10月に開いた写真展は連日盛況で多くの人がつめかけ、笹本さんが撮り続けた昭和そのものの写真を観賞。「私より高齢の方は一人も来なかった」とご本人は笑っていらっしゃったとか。
写真展のあと、ニューヨークへ撮影に出かけた笹本さん。一人住まいで三食をしっかり食べて元気そのものの見事な高齢者です。
自分のやることを持ち、それを継続している方のすばらしさを感じました。長い経験を生かして、これからもすてきに活動なさるでしょうね。今はデジカメを手にしての撮影だそうです。
ウェブで見つけた笹本さんのインタビュー記事、2004年のものです。
#142 カメラからのぞいた20世紀のニッポン―私が見つめてきた戦争と平和 |
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