2010年6月22日火曜日

信じられな~い!

全米オープン選手権最終日、石川遼選手が大きくくずれて順位を下げている時、偶然母の部屋のテレビでライブ中継を目にしました。

肉体の疲労がピークになる試合4日目。精神的にも限界を感じながらのプレーだったと思います。スポーツ選手が経験する「極限」に耐えている石川選手に痛々しさを感 じながら画面を眺めていました。

・・・そこで、「信じられな~い」 (2006年パリーグ優勝をした時、日本ハムのヒルマン監督が言ったイン トネーションで声に出してみてください) ことを発見したのです。

石川選手のティーショットの場面。中継しているアナウンサー氏、そのショットの瞬間にも話し続けているのです。まさしく「信じられな~い」ことです。ピッシッという音をたててボールが飛んで行く、その時にもですよ!

素人のゴルフでも誰かがショットを打つ態勢になったら、「静かに」します。ましてや、ティーショットなら、プレイする人を周りのみんながを固唾(かたず)を のんで見つめます。(ティーショットの緊張から心臓マヒを起こす人もいるぐらいです)

テレビ中継だから、その場にいないから、話をしてい てもいいのでしょうか?画面を見ている人の「緊張感」は無視なのでしょうか?

最近のスポーツ中継に芸能人が登場して、大声で騒ぎ立てるう るささに辟易(へきえき)している私ですが、このアナウンサー氏の無神経さには何ともことばがありません。

プロでしょ!何とかならないのですか!こんな無神経な中継をするアナウンサーを注意する上司はいないのですか!


それに引き替え、宮里藍選手のプロに徹した米女子ツアー優勝には、胸がスッとする快感を覚えます。「米ツアー参戦5年目。積み重ねた失敗を糧(かて)にし て、世界のトップに上り詰めた」宮里選手。石川選手も今後に向けてさぞかし大きな経験をした4日間だったと思います。

さて、アナウンサー氏、あなたは何を学びましたか?

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