4月20日に海底油田の掘削設備で爆発があったのが、4月20日。もう一ヶ月半近く前のことです。日本の新聞では時折報道されるだけになってしまった「事件」。衛星放送で見るアメリカABCニュースは「今日は何日目」という数字を画面に表示して、連日報道しています。
その中で、油まみれの ペリカンの映像がありました。人間が引き起こした大きな事故の被害動物の姿は、とても画面を直視できるものではありません。
昨日、その油まみれのペリカンを洗う作業の様子を見ました。ドロドロになったペリカンが、みごとにきれいになっていくのです。でも油まみれになったペリカ ンのうち、きれいにしてもらえるのは、一体何羽いるのでしょうか。ペリカンの他にも油まみれになった動物は数え切れないほどいるはずです。
彼らの住む場所、そして命まで奪った今回の原油流出事故。生態系が元に戻るには、どれだけの年月がかかるのでしょうか。人間の都合で自然をいじくり回した 結果がこれです。
油まみれのペリカンの姿が目に焼き付いています。
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