NHKラジオ、あさいちばんの中にある「ビジネス展望」。4月13日は内橋克人(うちはしかつと)さんが、亡くなった劇作家井上ひさしさんの思い出を語っ ていました。
「亡くなったと聞いてから、涙が止まりません」
「二つ年上の井上さんは、私にとっての大きな指針となる方でした」
「どんな時にも、井上さんは“人間が人間らしく生きられる社会”を目指して
いらっしゃいました」
いつも、淡々と話される内橋さんのお声は、悲しみにあふれるものでした。
番組の中で内橋さんが紹介された、井上さんのこ とば。ユーモアあふれる井上さんの文章の基本となるもののようです。
むずかしいことを やさしく
やさしいこ とを 深く
深いことを おもしろく
おもしろいことを 真面目に
真面目なことを 愉快に
愉快なことは あくまで愉快に
むずかしいことをやさしく書くことの「すごさ」そして「むずかしさ」を感じる私ですが、その先に、もっともっと広がっていくのですね。ど こまでも「愉快に」。どんな時にもユーモアを持って・・・
それが井上ひさしさんの真骨頂(しんこっちょう)だったのですね。
けやき便り: 3月 2009: "内橋克人"
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