「気泡緩衝材」(きほうかんしょうざい)のバブルラップ、それがプチプチの本名。梱包(こんぽう)資材として誕生したのが50年前のこと。ニュージャー ジー州の小さな会社の登録商標。飛行機の窓の外の雲海を見ての思いつきが開発のスタートだったとか。
私が最初にこのプチプチをみたのがい つだったのかしら。初めて手にしたプチプチの気泡をつぶすのがとても楽しかったのは鮮明に覚えています。
この「バブルラップ」、1980 年代からは、ストレス緩和の道具として知られるようになったというのですから、私がプチプチつぶしですっきりしたのは当然なのですね。つぶす前と後で気持 ちのイライラ度や平穏さがどの程度変化したかを詳しく調べた心理学の研究もあるようです。その結果は、気持ちが落ち着き、疲労感がやわらぐと感じる人が多 く、大きな気泡の方がつぶすときにより大きな快感が得られるのだそうです。
つぶし方は人それぞれで、指先でひとつずつつぶす人、シートを ぞうきんのようにしぼって機関銃のような音を立てる人、足で踏みつけるのが好きな人・・・などなど。
現在ではアート素材としても引っ張り だこだとか。日用品として身近にあるバブルラップ。本来の使われ方だけでなく、私たちの生活の色んな場面で活躍するのですね。
また、あの プチプチをつぶしてみようかな・・・
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