2010年4月30日金曜日

2010年4月29日木曜日

介護の中で・・・

介護の形はそれぞれ違っていて、同じ人の介護であっても、その時々の状況によって変化する。その当たり前のことを十分にわかっているのに、日々の介護生活 の中で、自分のやっていることに自信が持てなくなる・・・

特に、動きが少なくなった母に対して、だんだん手抜きになる介護に、「これでい いのかしら」と思うことしきり。

プロの看護師さん、ヘルパーさんの対応から、学ぶことは一杯。でもそのままを実行することはなかなか無 理。「プロと家族は違う」。それは頭ではわかっているけれど、できない自分を責めているのも事実。

2007年に在宅看護を始めた時、すで に認知症の母とは「普通の」会話はできませんでした。感情のぶつかり合いは多々あったけれど、あることに対して、お互いにどう思うか、そんな会話は不可能 でした。以前ならすぐにあれこれ疑問をぶつけて会話していた母でしたが・・・

気に入らないことにはただ感情でぶつかってくる母に対して、 娘は抵抗します。言い返すのですが、すれ違いばかりで、これまた空しいことに。

今はそれも全くありません。ただただ、じっと私を見つめる 母です。あまりにも見つめるので、自分の視線を泳がせてしまう私です。不快な表情の理由を尋ねても、返事は全くありません。私の想像力が試されています。


今年の大宅壮一(おおやそういち)ノンフィクション賞を受賞した、川口有美子さんの「逝(い)かない身体 ALS的日常を生きる」。4月27日の京都新聞の「オピニオン」欄に柳田邦男氏がこの本について書かれていました。

この本は、神経の難病であるALS: 筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)のお母様を12年にわたって介護した記録です。そのうちの7 年間は全く本人の意思表示ができない状況(TLS)での介護だったとか。

話すことができなくなったALSの患者さんは、筋肉の反応で、イエ ス・ノーを表したり、50音の一つ一つを示して表現ができるのです。しかし、TLS状態(「閉じこめ症候群」)になると、全身の筋肉が全く動かないため に、本人は耳も聞こえ、目も見え、思考力も働いているけれど、意思表示の手段がなくなってしまう、というのです。

柳田氏は、この本の中 で、著者の川口さんの大きな二つの「気づき」を書いています。長くなりますが、そのまま引用します。

・たとえ沈黙したままの身体であって も、毎日豊かな語りかけをしてきて、介護者の思考を促(うなが)すのだということ。そういう中で、母の身体が「あなたたちと一緒にいたいから生きている」 と伝えるために無限の時間を求めていることに気づいたのだ。新たな身体観だ。

・人間が「生きる意味」は基本的には本人が見いだすべきもの であっても、TLSのような特殊な状況下では、愛する他者によって見いだされ得るものであり、その気づきが介護者に介護の意味を自覚させ、介護の日々を心豊かにさえするのだということ。


あるがままの日常の中で、何を考え、何を学ぶのか。介護の中で考えます。

2010年4月28日水曜日

ひだまり

太陽が顔を出す時間が少なかった今年の4月

Chuckのく まちゃんはベランダで


ねこ ちゃんはアパートのひだまりで・・・
いい気持ち・・・

2010年4月27日火曜日

桜餅

     遅咲きの八重桜
     この花を見るといつも桜餅(さくらもち)を連想します



4月25日の天声人語から

「京菓子の“遊び心”を、ある老舗(しにせ)の主人から聞いたことがある。その店では、たとえば桜餅は3月の初旬から作り出す。ごく淡い桜色から初めて、春がたけるにつれて日々、紅(べに)を濃くしていくそうだ。最後は花の散りきった今頃になる。真っ白な桜餅を3日作って“花供養”(はなくよう)とし、春を終わらせるのだという。」


わが家の近くのお菓子のチェーン店で買った桜餅、淡いピンクです。


2010年4月26日月曜日

そろりそろり・・・

先週、何となくおかしかったのですが・・・
土曜日あたりから本格的な腰痛再発
「前回よりはまし!」と自分に言い聞かせています

昨日は、月2回身体を「調整」してもらっている日、ラッキー!
運転はもちろんできませんが、ちゃんと送ってもらえました、ラッキー!

今朝は、いつもの「ヘルパーさん」、さっそく登場、ラッキー!

介護は一人ではできません
ネットワークに感謝です
しばらくゆっくりして早く直そうっと!

2010年4月25日日曜日

Take your time.

ごゆっくり・・・という意味の Take your time.

急がなくていいよ、と相手に言えるっていいですね

こちら の気持ちがゆったりしていればこそ

介護の日々、このことばが大事なのは百も承知

こちらのペースでなく、母のペースをまず 考える・・・

これが難しい、本当に・・・

2010年4月24日土曜日

風強い!

ふーっ・・・
風 が強い

耳がバタバタ
歩くのも大変

ぼくちびだもん

2010年4月23日金曜日

朝陽の中に

先日、散歩の途中
朝 陽を浴びたご近所のお花をパチリ
こんな「花どろぼう」なら、いいかな・・・

不順なお天気が続く今年の春
ほっとできる朝陽を待っています

2010年4月22日木曜日

多田富雄氏

昨日の朝日新聞夕刊に「免疫学者・まひ抱え文筆活動 多田富雄さん死去」という記事が一面に掲載されていました。

「多田富雄」というタイトルでブログの下書きを書き出していたのが、去年の4月。丸一年前のことです。

免疫学者として国際的に有名な方であったことはあまり知りませんでしたが、2001年に脳梗塞で倒れ、重い右半身まひや言語障害の後遺症を抱えたその姿をありのまま撮影したドキュメントを目にして以来、ずっとお名前を追いかけていた私です。

5年前に前立腺ガンが見つかり、今年になって全身の骨への転移が判明していたとのこと。その身体で、今月11日には東大での講演会で、パソコンの人工音声での発表をなさったようです。

下書きをしっかりまとめないままに、ご本人の訃報(ふほう)を聞くことになりました。去年の下書き、そのまま掲載します。

***********

朝日新聞朝刊の第三面の「聞く」というコラムに多田富雄氏の文が連載されています。第一回に掲載された氏の紹介文は以下のようなものです。

『多 田富雄さん(74)は世界的な免疫学者で、「能」作者、文筆家にして、第一級の障害者である。脳梗塞に倒れて7年。日々、後遺症と闘いながら、何とか左手 だけでパソコンを打ち、命の言葉を紡(つむ)いできた。最近、社会に向けた発言が増えている。パソコンを通じて聞いた。』

右半身マヒ、嚥下(えんげ)障害で水を飲むこともままならなかった状態から、リハビリを通して回復したご自身の経験から、リハビリの日数制限(発症後180 日)に対して、その撤回を求めて新聞に投稿し、それがきっかけで2ヶ月で48万人の署名が集まる運動に発展。ですがリハビリ日数制限は現在も存続し、障害 者や高齢者にとって大きな足かせとなっているのです。

多田氏は「リハビリは単なる機能回復訓練ではありません。社会復帰を含めた、 人間の尊厳を回復することです」と記します。日本の医療・福祉を改めて考えるきっかけとなる多田氏の発言であり、生き様だと思います。以下の文に詳しい記 述があります。

多田富雄先生の挑戦

2010年4月21日水曜日

運航再開

やっと、飛行機が飛び始めたようですね。5日間もヨーロッパ関係のフライトがストップしてしまったのですから、その影響が多くの分野に及んでいるのが報道されていました。世界はつながっている・・・それを再確認した日々でした。

今回の大混乱の中、多くの旅行者が鉄道やバスに殺到したようですが、ウェブ上のツイッターやソーシャルネットワークでの情報交換が大いに役だったようです。

最近の空港は無線LANがほぼどこでも使えるのですから、空港で「放置」された旅行者が情報収集するのはそれほど難しいことではないはずです。

「スペインのバルセロナからパリまで、バスをチャーターします。参加しませんか?」
「・・・まで車で行きます。カーシェアしませんか?」
などなど、情報が飛び交(か)ったようです。

飛行機を予約して、空港に行って、チェックインして、搭乗して、出発・・・

この当たり前と思える流れがと切れた時、人々は右往左往(うおうさおう)。でもその混乱の中で助け合っていこうとする人たちがちゃんと出て来るものです。「不測の事態」(ふそくのじたい)の中で、お互いを気遣(きづか)い、やさしくなれるのかもしれません。

2001年9月11日午前11時。アメリカのバーモント州、バーリントンでレンタカーを借りて、シカゴに出発する前に、ガソリンスタンドのコンビニで地図を探していました。

  「どこまで行くの?」
  「シカゴ。あなたたちは?」
  「テキサスのダラスさ」
  「気をつけてね」
  「あなたもね・・・」

こんな会話を交(か)わしたのを思い出します。9・11が、あれほどの事件だったとはまだわからなかった時です。飛行機が飛ばない状況の中で、レンタカーが借りられてよかったね、お互いにそんな思いを込めて、見ず知らずの人と声を掛け合いました。

あの日以降の大混乱と、9月11日の抜けるような青空を改めて思い出しました。

2010年4月20日火曜日

糺の森

京都の下鴨神社。その境内(けいだい)は糺の森(ただすのもり)と呼ばれる原生林。うっそうとした緑の中を歩いてみたくて行ってみました。

でも(当たり前ですが・・・)、若いはっぱが顔をだしている今、参道は明るい光が差していました。

赤い鳥居まで、ゆったりした気分になれるこの散歩道。季節の味わいを感じつつ・・・


2010年4月19日月曜日

井上ひさしさんのことば

NHKラジオ、あさいちばんの中にある「ビジネス展望」。4月13日は内橋克人(うちはしかつと)さんが、亡くなった劇作家井上ひさしさんの思い出を語っ ていました。

     「亡くなったと聞いてから、涙が止まりません」
     「二つ年上の井上さんは、私にとっての大きな指針となる方でした」
     「どんな時にも、井上さんは“人間が人間らしく生きられる社会”を目指して
      いらっしゃいました」

いつも、淡々と話される内橋さんのお声は、悲しみにあふれるものでした。

番組の中で内橋さんが紹介された、井上さんのこ とば。ユーモアあふれる井上さんの文章の基本となるもののようです。

     むずかしいことを やさしく
     やさしいこ とを 深く
     深いことを おもしろく
     おもしろいことを 真面目に
     真面目なことを 愉快に
     愉快なことは あくまで愉快に


むずかしいことをやさしく書くことの「すごさ」そして「むずかしさ」を感じる私ですが、その先に、もっともっと広がっていくのですね。ど こまでも「愉快に」。どんな時にもユーモアを持って・・・

それが井上ひさしさんの真骨頂(しんこっちょう)だったのですね。


けやき便り: 3月 2009: "内橋克人"

2010年4月18日日曜日

串のないダンゴ

少し時季はずれになってきましたが、まだ和菓子やさんの店先にあるのが「花見団子」。この「はなみだんご」を検索してでてきたウィキペディアの花見 のページ。(桜の写真 も一杯ありました)

京都・宇治の茶団子など、串のない団子だって色々ありますが、今日のブログは串のある「花見団子」をイメージしていただかないといけません。

「串のないダンゴ」ということばは、ラジオのスポーツ解説で耳にしました。6月11日から始まるサッカーワールドカップに出 場する日本チームのことを話していました。

先日のセルビア戦、3対0の完敗。とにかく点の取れな いジャパンです。

ダンゴ一つ一つはフォワードの選手のこと。色んな特徴を持った選手がいて、その選手たちを存分に働かせるために「串」が 必要なのだそうです。この場合の「串」は、フォーメーションであり、ボランチであり、監督の統率力であり・・・色んな意味合いがあるのですが、単に、優秀 なフォーワードを並べただけでは点が取れない、それがサッカーだというのです。今の日本チームには、しっかりした「串」がない。解説者はそれを嘆いていま した。

それにしても、日本チームは点が入りませんね。技術的には優秀であっても、「点を取ってなんぼ」がゲームなのに・・・

去 年、オールジャパンがオランダに遠征した折、現地の新聞が、「日本チームは何でシュートを打たないの?シュートを打たなきゃ、点が取れない。あれがサッカーなの?」という 記事を掲載したとか。ワールドカップ本番の今年になっても、あまり事情は変わっていないようです。

先日、メキシコオリンピック サッカー代表、銅メダリストの釜本氏の「憤慨」(ふんがい)したこんな記事も見つけました。

asahi.com(朝 日新聞社):あれこれやらせるから大型FWが育たないんだ - 釜本邦茂のニッポンFW論 - スポーツ


散歩コースの公園で見 たサッカーゴールはとても「でかい」ものでした。あんなにでかいゴールなのに点が入らない。でかいゴールでも点が入らないほど、難しい・・・

そ れがサッカーなのでしょうか。

2010年4月17日土曜日

紅白



植物園で見つけた桃の花
空に向かってすっくと伸びています

紅白そろって
めでたい・めでたい!

公園遊具

いつもの散歩コースの公園
朝早かったので誰もいない・・・
子供用の大きな遊具にChuckが挑戦!


腰が引けてるよ、Chuck


ちょっと待って よ・・・



どうやって降り たらいいの・・・

2010年4月16日金曜日

事業休止

木曜日の訪問看護。昨日は主任の登場でした。母の様子を説明していると、「ちょっとお話しが・・・」とのこと。

「4月一杯で訪問看護の事 業をやめることになったのです、月曜日に急に決定となりました」

母の在宅介護を始めた2007年6月から、途中半年間の中断はあったもの の、ずっとお世話になっていました。この事業所の現在のスタッフの二人が退職希望で、その補充がどうしてもできない状況になってしまったのだそうです。本体の病院でも、看護師確保に四苦八苦で、結論として訪問看護事業の休止となったのです。

半年間関わった医療関係の仕事で、看護師さんの確 保の大変さを現実に見聞きしてきた私です。資格保有者の数は多くても、実際に現場で働く人の数はどこも不足状態です。人数の配置基準が守れなくなるような 病院も続出しているのです。

お世話になっているこの事業所は、約40人の在宅看護を受け持っているそうですから、病院の大きな病棟一つ分です。訪問看護師になるには、正看護師でなくてはいけない。(准看護師ではダメ)。運転ができなくてはいけない・・・となかなか条件が難しいのだそうで す。一人で家庭を訪問するのですから、病院勤務とは違う責任と大変さがあるはずです。

母が慣れた看護師さんの看護が受けられなくなるのは 痛いことですが、私にとっても、気楽に何でも相談できる事業所とのご縁が切れるのは辛いものです。

「利用者さんに迷惑をかけないように、 きちんとしないとね」
「他の事業所にお願いするのは、利用者さんをお嫁に出すようなものだもんね」

主任さんのことばには、色んな 想いがこもっているようでした。

2010年4月15日木曜日

よーぐると

ドッグフードを一日2回。スナックはケージに入りなさい、という時ぐらい。Chuckの食生活はとても厳しく管理(?)されています。

そ のChuckが小さい時から、無条件で食べさせてもらえるのが、ヨーグルト。もっとも、私が食べたあと、その容器をぺろぺろなめるだけなのですが・・・

毎 朝、私がヨーグルトを食べ出すと、まず私が座っているいすのところにやってきて、膝に前足をおいて、「くれるよね・・・?」

私が食べ 終わりかける頃(ここが絶妙のタイミング)、さっさと自分のケージに戻るChuck。食器の定位置付近でスタンバイ。そこでヨーグルトの「お残り」を楽しそうに(?)ぺろ ぺろするのです。

この毎朝の「行事」。いつも阿吽(あうん)の呼吸で進行しています。


PS:阿吽の呼吸:二人以 上で一緒に物事を行うときの、互いの微妙な気持ち。また、それが一致すること。(私とChuck、微妙な関係???)

2010年4月14日水曜日

チューリップ一杯

京都府立植物園
この季節はチューリップも主役
北門から入った付近は 木々に囲まれたすてきなスペース



うんっ・・・・?
ピンクの中に赤???

 う んっ・・・? 君どこで咲いてるの?

2010年4月13日火曜日

4月の小学校


小学校と桜、これが日本の4月の取り合わせ

4月11日の京都府知事選挙投票会場
まだまだ桜も健在でした

青空はなかったですが・・・

2010年4月12日月曜日

ニーバーの祈り

The Serenity Prayer(ニーバーの祈り)

O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.


Reinhold Niebuhr

          神よ、

          変えることのでき るものについて、
          それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

          変えることのできないも のについては、
          それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

          そして、
           変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
          識別する知恵を与えたまえ。


4 月7日、朝日新聞の天声人語にこの「ニーバーの祈り」が出てきました。

目下宇宙ステーションで仕事中の宇宙飛行士山崎直子さんが、人生の大変な時期にこの祈りに出会って救われたと書かれてありました。

私は、10年以上前に、日野原重明氏の本の中でこの詩を初めて知りました。人生は思い通りにならないことが一杯。そんな時に思い出したい祈りです。

ただし、天声人語には最初の二つの部分しか掲載されていませんでした。英語で言うと、最初の2行分です。変える勇気と受け入れる冷静さ、もちろん大 切なこと。でもこの2行があるからこそ、最後の「知恵」を与えたまえということばが生きてくるのだと思います。

自分の頭でひねくり回すので はなく、「知恵」として与えられるという感覚がとても好きです。もちろん、自分自身がゆったりして、こころをからっぽにしていないと、その知恵は入ってこ ないことでしょうけれど・・・


PS: ウェブからコピーした英語の詩と日本語訳。最初の2行の順番が違います。順番 が違うだけで、とても雰囲気が変わります。私は英語詩の順番が好きです。訳すことばによっても、この祈りのニュアンスが大きく変わってくるようです。

2010年4月11日日曜日

オリンピック開催招致

2020年の夏期五輪招致(しょうち)を検討している広島市。長崎市との共同開催はできなくなったけれど、現在も招致計画は進められているようです。東京都などとは違 い、競技会場や大会関係者の宿泊施設など、広島市だけではとても足りないので、中国・四国・九州の各地を候補に上げた計画となっているようです。

膨 大(ぼうだい)な予算が必要なのが、オリンピック開催。最近のように参加人数の多い大会となると、国家レベルでの準備が必要になってくるはずです。広島市 だけで賄(まか)えるものでは決してないはずです。

2004年のアテネオリンピック・パラリンピック。人口1千万と少しの小国、ギリシャ がホスト国となり、その準備のために、多くの借金をしたという話をパラリンピックの選手村で耳にしました。地下鉄が延び、街がきれいになったとアテネの人 たちは喜んでいたのですが、その「ツケ」は国民の想像以上に重いものだったのではないでしょうか。

ギリシャの財政危機の原因がオリンピッ ク開催だけであったとは思いませんが、ユーロ圏の国々にも危機が及ぶかもしれない現在の状況の報道を見るにつけ、ギリシャが「背伸び」をしたのでは、と感 じてしまうのです。

観光客を呼び込む。被爆地広島を世界に知らしめたい。経済効果が見込まれる・・・招致理由は色々あるで しょうが、そこは慎重に、と願わずにはいられません。

「子孫に借金は残さない」とオリンピック開催に広島市議会が反対しているという記事も目にしました。 この意見にもしっかり耳を貸して無理のない計画を作って欲しいものです。

2010年4月10日土曜日

青空と桜

今年一番の青空のキャンバス
満開の桜は植物園
濃いピンク、淡いピンク・・・









新しいチビデジカメになりました
広角の写真が写せるようになってうれしい!

2010年4月9日金曜日

小話

日本の首相は、自分を平和の象徴のハトだと思っている。日本国民は選挙の公約が守られなかったから、サギだと感じている。米国人は「弱虫」という意味のチ キンだと見ている。そして、中国人は格好のカモだと考えている・・・

ネット上に流れた小話だそうです。

知日派の米国人が 見つけ、「おもしろい」と友人の日本人に教えたとか。「英語にはどう訳せばよいか」と米国人に尋ねられ、「サギとかカモとか、翻訳が難しい」とその日本人が頭を 悩ませている・・・

さてさて、この動物物語の今後はどんな展開に・・・

2010年4月8日木曜日

三文の得


早起きは三文(もん)の得(とく)
すてきなひざしの朝6時半すぎ
岩倉の桜は今が満開

岩倉川沿い、ずっと続く桜並木


公園の桜も、まんか・・・いです!

2010年4月7日水曜日

花いかだ



今年の桜、抜けるような青空をバックにした写真はいまだできず

昨日、松ヶ崎の疏水はもう散り初(そ)め
花筏(はないかだ)が流 れています





バックが黒いと桜がくっきり
何の黒???
一人ではできない技でした

2010年4月6日火曜日

65536行

偶然見つけたこの数字、一つのエクセルシートでの「最大の」行数です

今まで「けやき便り」に書いたブログをエクセルで整理している私

2008年4月か ら書いてきた数が現在680とちょっと

この行数を全て使うには、毎日1つずつアップするとして約170年かかります

一 つのシートで大丈夫・・・

妙に安心した私です

2010年4月5日月曜日

水玉もよう


三角形に張ったクモの巣
水玉もようがつきました

2010年4月4日日曜日

誰のしわざ?

私じゃないです よ
Chuckのおもちゃをケージに挟(はさ)み込んだのは・・・

ケージの中にいたChuckが
おもちゃを外に押しだそうとしていました

ケージから出してもらえたので
おもちゃのことはすっかり忘れてしまったChuckです

人 間の3歳児並の知能があるというトイプードル
さてさて、今のChuckはいくつになったかな・・・

2010年4月3日土曜日

プチプチ

「気泡緩衝材」(きほうかんしょうざい)のバブルラップ、それがプチプチの本名。梱包(こんぽう)資材として誕生したのが50年前のこと。ニュージャー ジー州の小さな会社の登録商標。飛行機の窓の外の雲海を見ての思いつきが開発のスタートだったとか。

私が最初にこのプチプチをみたのがい つだったのかしら。初めて手にしたプチプチの気泡をつぶすのがとても楽しかったのは鮮明に覚えています。

この「バブルラップ」、1980 年代からは、ストレス緩和の道具として知られるようになったというのですから、私がプチプチつぶしですっきりしたのは当然なのですね。つぶす前と後で気持 ちのイライラ度や平穏さがどの程度変化したかを詳しく調べた心理学の研究もあるようです。その結果は、気持ちが落ち着き、疲労感がやわらぐと感じる人が多 く、大きな気泡の方がつぶすときにより大きな快感が得られるのだそうです。

つぶし方は人それぞれで、指先でひとつずつつぶす人、シートを ぞうきんのようにしぼって機関銃のような音を立てる人、足で踏みつけるのが好きな人・・・などなど。

現在ではアート素材としても引っ張り だこだとか。日用品として身近にあるバブルラップ。本来の使われ方だけでなく、私たちの生活の色んな場面で活躍するのですね。

また、あの プチプチをつぶしてみようかな・・・

2010年4月2日金曜日

マクドナルド

1999年、車いすフェンシングの選手の一人が香港で一週間個人合宿を計画。それに同行した私。宿泊設備が完備した大きなスポーツコンプレックスに滞在。もちろん館内に食堂あり。食べ物には不自由しない・・・はずなのですが・・・

日本風の中華とは全く違う香辛料と油を使った食堂メニューに早々に疲れた二人。練習の合間に電車に乗って隣の駅のショッピングモールへ。そして目指すはマクドナルド。

レストランもファーストフードもいっぱいあるモールです。でも、どんなものが出て来るのか不安なのです。ですから、やっぱりマクドナルド。

話変わって、2004年のアテネパラリンピック。街中(まちなか)に出かけるのが不便な場所にある選手村で2週間の滞在。試合は開会式翌日から始まって早々に終了していますから、結構時間を持て余す日々。食事だけが楽しみ・・・なのですが、それもだんだん飽きてきて・・・

広大な選手村の食堂。色んな国の料理を模(も)したものがあれこれ並びますが、これまた何にするのか、選ぶのにも疲れてきて・・・

そして、やっぱり、マクドナルドへ。オリンピック・パラリンピックの公式スポンサーのマクドナルドは、食堂の入り口に一番近い場所にカウンターがズラリと並んでいます。もちろんタダ。食べ放題。味のわかる食べ物で、とりあえず食べておこう。そんな時には、「やっぱり」マクドナルド。

今日の折り込みチラシに、「ニッポンのハンバーガー第一弾!!米粉を使ったモチモチバンズが決め手のてりたまが新登場」という文字を見つけました。何と凝(こ)ったバーガーなのでしょう。テリヤキチキンにしても日本風バーガーだと思っていましたが、次から次に新商品開発もご苦労なこと。

香港や選手村では、何でもないチーズバーガーを口にして、ホッとしていた私なのですが、今、マクドナルドに行くなら、他のバーガーを注文するな・・・日本のマクドナルドはグルメですものね。

2010年4月1日木曜日

春探し #2

春探しの遠征散歩 

しだれ桜は開きかけ あわてものの三つ葉ツツジも


初めて歩く道 Chuckはあちこちキョロキョロ




雪柳シリーズ