2009年6月25日木曜日

片づけもの

私の母は片づけ能力がとても高い人でした。どこに何があるのかがちゃんとわかっている人でした。

母は2回、交通事故でむち打ち症になりました。2回目の時(最初の事故から10年近くはたっていたはずです)、首に巻くもの(首のコルセット)を、さっと取り出したのです。家族みんなが「すごい!」と驚いたものでした。

こんな母の娘ですが、私は「捜し物人」(さがしものびと)の方です。「えーと、どこにしまったっけ?」「たしかあそこだったはず・・・」のせりふをよく口にする人種です。

「片づけとは、部屋をきれいにすることではなく、物を元にあった場所にもどすこと。そのために定位置を知ることが大切です。」

新聞で見かけた文章、その通り!

物の定位置を決めるための「片づけ」を時々発作的(ほっさてき)にする私です。自分でベストだと思うところに片づけるのですが、その「定位置」の感覚が一時的なものであることが多く、何ヶ月後、何年後となると、またもや「探しもの人」となることがしばしば。

コンピューターは検索が得意ですが、片づけものの内容を一つ一つ入力することは不可能。未来の家なら、家全体で、物の位置がコンピューターに登録されて、一発検索で捜し物可能となるかな・・・

それまでは、「探しもの人」を続けることになるのでしょうね。

0 件のコメント: