桜が咲くと、なぜ京都はこんなに混むのでしょうか?京都駅のバス乗り場、延々と人の列が続きます。週末はもちろん、ウィークデーも「よそ車」や「よそバス」が街中にあふれます。
今週のNHKラジオの朝の番組、ラジオビタミンのお便りテーマも「京都」です。各地のリスナーの京都の思い出、京都への「想い」の投稿が続々紹介されています。
京都って何なんでしょうね。
月曜日のゲストスピーカー、大文字のふもと、鹿ヶ谷(ししがたに)法然院(ほうねんいん)貫主(かんじゅ)、梶田真章(かじたしんしょう)氏の言葉。
「常に新しいものを追い求めているのが東京。京都は長い年月(としつき)、季節ごとの年中行事を守りながら、繰り返すことに意味があり、それが暮らしそのものであることを伝えている」
桜の名所は全国各地にあるでしょうが、毎年必ず京都のどこかの桜が全国に中継されています。そしてたくさんの方々が「そうだ、京都へ行こう」というJRのキャッチコピーそのままに京都を訪れてくださるのです。
京都・京都・京都・・・・京都在住でありながら、立ち居(たちい)振る舞い、話すことば、全てに京都的ではない私が、改めて京都の良さを考える季節、それが桜の4月なのかもしれません。
PS:貫主の読み方、私はなぜか「かんす」と信じていました。念のため、母に「これどう読むの」と聞いてみました。「かんじゅよ」。昔取った杵柄(きねづか)、お見事でした!
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