先日終了した選抜高校野球の準優勝校、花巻東高校の選手たちは、今大会、勝つたびに「次も岩手のために勝つ」と口にしていた、と新聞記事で読みました。昨年まで選抜大会は47都道府県でワースト2位の4勝13敗の結果だったそうです。
全国各地から優秀な野球少年が集まる有名校と違って、この花巻東高校の選手は全員が岩手県出身。今まで「弱小」と言われ続けた岩手の高校として「なにくそ」の反骨精神が今回の躍進の原因だったようです。
優勝は長崎の青峰(せいほう)高校、こちらも公立高校で、県内の生徒だけのチーム。甲子園常連の有名校が、強さを発揮して勝ち進むのもいいのですが、今回のように、地元に根ざしたチームがドンドン勝っていくのを見るのは、うれしいものです。
岩手県には、まだ一度も行ったことのない私ですが、知人の元留学生がお医者さんとして赴任していて、昨年の6月15日のブログ水沢江刺で書いた、娘たちの岩手・宮城内陸地震の遭遇体験も含めて、少なからず関心のある場所なのです。
地元を代表する高校野球、京都の高校だけでなく、何となくご縁のある県は応援したくなる私です。それが高校野球のいいところ。さて、夏はどこを応援したくなるのかな。
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