月賦ではありません、ゲップです。反芻動物である羊や牛のゲップの温室効果はCO2の25倍。広大な土地に羊や牛が飼われているオーストラリアやニュージーランドでは、この対策が大きな課題。
ゲップが多い「高排出羊」と少ない「低排出羊」を区別して研究し、ゲップの少ない羊を増やすことを試みるニュージーランド。
海辺に放牧される牛は健康で乳の出もよく、ゲップも少ないことから、海藻を研究して飼料にして販売しようとしているオーストラリア。
ゲップが地球温暖化に関係があるなんて何だか冗談のような気がするけれど、世界の家畜の10%がゲップを減らす海藻「カゲケノリ」の粉末を飼料に使えば、車を1億台(世界の保有台数の8%)を減らしたのと同じ効果があるという試算。イメージはなかなかつかめない数字だけれど、何となくすごいことなのは理解できる。
地球温暖化対策は人間だけでなく家畜たちにも協力してもらわなければならないことのよう。
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