エッフェル塔が日の丸デザインに照らし出されたのは9月13日。日仏友好160周年記念ジャポニズム2018の特別照明イベント。
東京駅や多くの施設で人気なのがプロジェクトマッピング。建物をスクリーンに見立てた映像上映。音楽とシンクロすることも多く、見慣れた建物がまるで動いているような、そんな雰囲気に。
エッフェル塔は骨組みの構造物、凹凸があるとしても平面の壁とは大違いで普通に照明を当てたとしてもうまくいかない。日の丸だけでなく今回は有名な尾形光琳の「燕子花図屏風」(かきつばた)を照らし出す計画。
黄金色の光をLEDで作りだし、それをバックに燕子花が浮かび上がる。静止画像では鉄骨上では平面の絵として認識できないが、ゆっくり動かすことで、人間の目に残像が残り頭の中で全体像が再構築される。そんな人間の持つ錯覚の力も利用した作品づくりだったとか。
世界初の女性照明デザイナーと紹介される石井幹子(もとこ)さんとお嬢さんのリーサ明里(あかり)さん、お二人の光の世界が大きく広がったエッフェル塔のライトアップ。
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