長谷川式認知症スケールを40年以上前に考案した老齢医学の専門医長谷川和夫医師。ご本人が認知症と診断されました。ご自身の認知能力の変化を伝えることで、認知症に対する考え方を変えていきたいと思っていらっしゃるとか。
過去のことを忘れてしまい、現在とのつながりがわからなくなる不安感を抱いているのが認知症の人。
そんな人たちに接するための長谷川医師からの五つのアドバイス。
1)認知症の人と目線を同じにする
2)笑いを忘れずに、微笑みももって接する
3)認知症の人の生活はシンプルに
4)認知症の人に役割を持ってもらう
5)一人一人、かけがえのない存在として認め合う
日常の介護ではなかなかできないこともありますが、このようなアドバイスを知っていることは大切です。笑えないと思っても笑顔を無理にでも作る、そんな心がけで状況が変わってくることも・・・
ラジオの放送ではご本人の声のメッセージもありました。
「私は長谷川和夫といいます。私も認知症と診断されました。大丈夫です。明るい気持ちで、笑いを忘れないでください。自分と家族、知人を大切に、自分の生きていく道を歩んで行ってください」
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