2018年6月28日木曜日

アフリメディコ

昔の日本の家庭にあった「富山の置き薬」。それをアフリカで実戦しようとしているのがアフリメディコというグループ。

タンザニアでの活動を紹介したラジオ情報。アフリカにおいて比較的治安が安定していると言われる現在のタンザニア。日本の戦後の状況に似通っているのだそうです。

インフラがまだ十分に整備されていない。大家族で生活している。健康保険などのシステムができていない。

頭痛薬・胃薬・傷薬・包帯に加えて、マラリアの検査キットが常備され、病院に行く前段階での判断ができるのだそうです。2016年5月のスタート時、たった5軒だった参加家族が今は100軒に増えているとか。お薬の配布だけでなく、医療知識の啓蒙にも努めているのがアフリメディコの活動。日本の昔の知恵が遠いアフリカでお役に立っているのはすてきです。

体調が悪くなれば医療機関にかかるのが当たり前になっている現代の日本の生活。自分の体のことなのに、自分で判断することをせず、誰かに「お任せ」してしまっているような時代。Self Medicationということばをもう一度考えてみる必要がありそうです。氾濫するネット上の情報に翻弄されることなく・・・

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