2017年9月1日金曜日

議論をする技術

フムフムと思える記事を読みました。議論をする技術

日本人は自分と違う意見を持つ人に対して、その人そのものを否定してしまうような発言をし、本来の議論のあり方とは違う方向に進んでしまう。自分の意見が正しい、相手の意見は間違い、そのような単純な思考ではなく、議論本来の目的をしっかり共有して、「より正しい答えを導くために、正解へいたるプロセスを学ぶべきだ、という著者。

和をもって尊し、とする日本人には、和を乱す「違う考え方」を排除するのが身についているのかもしれない。一時は盤石と思われた政権も、他の意見を聞く耳持たずの姿勢では国民からそっぽを向かれてしまうことにやっと気づいたよう。

自分にとって耳の痛いことも含めて、冷静にかつ客観的に議論ができるようになれば、世の中、もっと住みやすくなるはず。

でも、小さい時から議論することを学んできたはずのアメリカで、ツイッターで一方的に自分の意見を発信し、相手の意見を封じる人が大統領になるご時世。議論下手は何も日本人の専売特許ではないのかもしれない。時代が変わってきたということかしら。


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