2017年7月7日金曜日

激しい推敲(すいこう)

司馬遼太郎さんの自筆原稿が古書店で見つかったという記事

代表作の「龍馬がゆく」の最終回と
「坂の上の雲」の書き出しの部分が含まれている


「龍馬がゆく」のラストシーンは
何度も書き直されている
それを表現する新聞の表現「激しい推敲」

推敲するという作業そのものには
「激しい」という言葉は似合わない
もっと地道な作業を連想するから

でも司馬さんが最後の言葉を探し求め
何度も線を引いて書き直す、その作業は
「激しい」という言葉がピッタリだったはず

署名記事の記者の名前を覚えておこう、と思った私


0 件のコメント: