阪神大震災の時、神戸のあちこちで見かけたことば「がんばろう 神戸」
震災後「がんばれ」と言わないで、という被災者の声が出てきたあとのことば
みんなで一緒にがんばっていこう、という気持ちがあることば・・・のはず
「外からのかけ声への違和感」という文字が3月末の天声人語の中に
「復興、復興と、何だか16ビートで追い立てられ続けているというか・・・」
被災地に暮らす人にとって、復興は一律ではなく、それぞれ個人のもの
一人一人が時間をかけて生活を立て直していこうとする試み
新しい街が、駅ができたからといって、自身の復興が急に歩みを早めるものでなし
震災後5年という時間がそれぞれの立場をいやが応でもはっきりさせる
阪神大震災の時の足湯ボランティア
足の踏み場もないような大きな体育館の情景よりも
大きな体育館にポツンと残されていた被災者の姿が今もあざやかによみがえる
「外」の人ができること、かけ声をかけることではない、それだけは確か
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