2015年10月23日金曜日

ヤギの呪い

シカゴの野球チーム、シカゴカブス。古めかしいリグリーフィールドを本拠地としたこのチームの地元での人気は凄まじいものです。シカゴの郊外に住んでいた頃、毎年、教会や地区のグループが観戦バスを出して応援に出かけていました。決して強くないのに、カブスのファンの思い入れたるや・・・

そのカブスが今年はナショナルリーグの優勝決定シリーズにまで進んだのです。ボルチモアに住む息子ですら、Facebookの写真をカブスのロゴに変えたほど。(お気に入りの野球帽は、もちろんカブス、けいちゃんとおそろいで楽しんでいます)

そのカブスのエピソードで有名なのが「ヤギの呪い」。1945年のワールドシリーズ、シカゴでの第4戦。ペットのヤギを連れたファンが入場を断られたのです。怒ったこのファンが「お前達は、ヤギを入れるまで、二度とワールドシリーズで勝てないだろう」と言ったことばが「ヤギの呪い」。実際、その後ワールドシリーズにはたどり着けないカブスでした。

70年ぶりの夢が叶えられそうだった今年のカブス。またもやワールドシリーズ一歩手前での敗北です。相手のメッツの調子が良すぎたようですが、その中でも、猛打でカブスの夢を打ち砕いたマーフィー選手。彼の名前があのペットのヤギと同じ名前だったというのです。「呪われたヤギの生まれ変わりでは」とアメリカのメディアが茶化しているとか。話としてちょっとできすぎ・・・


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