2013年11月9日土曜日

不適切表示

まあ、次から次に、出てくる出てくる・・・あちこちのホテルやデパートから「当方にも不適切表示がございました」の発表。

来週末開催される私の中学・高校の同窓会。会場のホテルも「やりました」と発表。「ホテル側と話し合いの場を持って、対応を協議しました」との文面の封書が手元に到着。ホテルの「ただただおわびいたします」の書面も同封されていました。

「ウソらしきウソはつくとも、誠らしきウソはつくな」と民俗学の柳田国男が書いていると天声人語にありました。ウソとは、すぐに本当でないとわかるものでなければいけないのだそうです。

今回の不適切表示は、ウソではなく、偽(いつわ)り、欺(あざむ)き、であると。どうせ消費者には違いがわからないだろうと、だましたというのです。

「日本人はブランドへのこだわりが強いですからね」と日本在住のドイツ人のコメントにはとても納得。

だますのは、もちろんいけないけれど、だまされた・・・と腹を立てたり、企業を責める前に、わたし達みんなが、食に対して考えなおすことも大切かな。

「これでもか・これでもか」とニュースが続く中、ふとそう思いました。

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