教育者のお父さんがアルツハイマーになって、一人では何もできなくなった、そう語る一人の女性。家族にとって、愛する人の変容は、時には辛く、受け入れがたく、寂しいもの。そして、自分だけは「ぼけたくない」と考えてしまうのです。でも、将来のことは、誰にもわからない・・・
その介護の経験から、この女性は、将来自分がアルツハイマーを発症したとしても、その生活が自分らしくあるために、今から心がけておくべきことを3つ挙げています。
1. 手を使って楽しめる何かをしっかり身につけておく。絵を描くこと、折り紙、編み物など、体が覚えている「何か」を作っておくこと。(ピアノはどうなのかしら・・・)テレビが好き、読書が好き、と言っていても、アルツハイマーが進んでいけば、それは自分の楽しみではなくなってしまうから。
2. 一人でしっかり動けるために、体のバランス状態を保つ努力を続ける。つまり足腰を鍛えておく、ということ。
3. 「いい人」になっておく。ユーモアを解し、人を愛し、感謝の心を持ち続けること。
「たとえ呆け症状がやってきて、全てがさらけ出されるとしても、純粋な心は生き続けていくのです」とその女性はスピーチを締めくくりました。お父さんとの残された時間を大切にしたい、その気持ちが伝わるメッセージでした。
PS:去年の今日、7月17日、なでしこがワールドカップ優勝。あの感激がよみがえってきます。もうすぐオリンピック!!!
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