2018年5月24日木曜日

マンハッタンに住む

娘がニューヨークに引っ越したのはもう3年ほど前のこと・・だったかな。クイーンズ地域、ラガーディア空港の近くでアパートをシェアしていたのですが、契約更新となるので、マンハッタンに住むことにしたのです。ルームメートとそれぞれの子犬も一緒に引っ越しです。

ボチボチ引っ越したかな、という時に久しぶりに電話をしました(LINEの無料通信です)。「やっと段ボールが少し動かせて、床が見えてきたところ」とのこと。引っ越し慣れしている彼女、それほど苦労した様子もなし。自宅で仕事をする部屋が以前に比べてグンと広くなったことを喜んでいました。

「それはそうと、今回の引っ越し、何が大変かって、引っ越しの許可をもらうことだったよ」というコメント。一瞬、理由がわからなかった私。アパートの契約をするのに、年収や過去に遡っての税金の支払い記録など、書類作成がとても大変だったというのです。

弁護士資格のある彼女、書類の対応は慣れているはずですが、友人の弁護士が「これはワシントンで弁護士事務所開設するより、大変な書類だ!」と言ったとか。

マンハッタンの住環境は、とにかく家賃が高い。住みたい人が多いから、どんな条件でも住み手募集に困ることのない不動産事情。それにしても住人になるのに、そんな大変な書類作成が必要だとは知りませんでした

ハーレムの北西部、ハドソン川沿いの公園まで徒歩10分、フリーウェイの入り口に近い今回のアパートを、娘はとても気に入った様子。「しばらくはここに住んで、次はいっぺん日本に戻ってもいいかな・・・」

引っ越しは人生のアクセント、そんな風に感じている彼女の動き、うらやまし〜〜〜い、と思う母なのでした。

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