2017年8月10日木曜日

袖ふれあうも・・・

袖触れ合うも多生の縁道で人と袖をふれあうようなちょっとしたことでも、前世からの因縁によるもの

新幹線に乗った時、社内の周りの人たち、通りかかる人たちにご縁を感じたという新聞の投書。確かに、偶然同じ列車に乗り合わせることもご縁なのかもしれません。

話しかけることもなく、目を合わせることもなかったとしても、自分の今日のひとときを同じ場所で過ごした、そう思うとなんとなく特別な感覚が出てくるものです。

投書の人は「では、私はここで失礼します。一緒に乗り、近くの席にいてくれて安心感がありました。そして無事到着。だまって降りていくけれど。皆さん、ありがとう」と文章を締めくくっていました。

気持ちがゆったりしていたら、きっとこの人のような感じ方ができるのでしょうね。「隣のおじさん、大きいな・・」「あっちの席の人たち、話し声がうるさいな・・」なんて思っている時とは違って、きっと数時間の車内が自分にとって「いい時間」になるのでしょうね。

この投書を読みながら、「袖ふれあうも・・・」の語句が浮かんできました。

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