映像に登場した女性が韓国人女性であったことで、ネット上には確認されないままに「慌てたベビーシッター」と紹介されたり、解説がついたりしたのです。この女性は子供たちの「お母さん」でした。
実は私自身、最初にこの映像を見た時(息子が素早くFBにアップしていました)、この女性をベビーシッターさんだと思い込んだ一人だったのです。「無意識の誤解」とも言えるのかもしれません。
フェミニスト活動家でライター、ソラヤ・チェマリーさんが、自分も誤解した一人だったと書いています。「もし映像に写っていた夫妻の役割が逆だったら、どう受け止められていただろうか?女性が家事や子育てを続けるという思い込み、人種、民族、ジェンダーに対する固定観念がいかに強いものか」
「知ってるもんね」という「既知であること」が多くの人たちの理解を邪魔した今回のエピソードだったようです。
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