電王戦として人間との対局を続けて来た将棋ソフト。通算成績は12勝5敗1分けと圧勝しているとか。最後の対局となる名人との対局。将棋ソフトの開発は人間に勝利することが目的ではないという解説をラジオで聞きました。
将棋ソフトの開発は、まず人間の過去の将棋をコンピューター学ばせることから始まったのです。記憶するのは最も得意なコンピューター。どんどん学んでいったようです。将棋ソフト同士でも対局させて、コンピューターが新しい手を生み出すことになったのが、プロ棋士たちが歯が立たなくなった理由とか。
人間が考えつかないことをコンピューターが考える。それが人間にとって役に立つ、それが本来の人工知能、AIの開発目的なのだそうです。AIとの共存が人間の進歩に欠かせないのです。
AIの技術が発達すると人間の仕事がなくなる・・・将来の不安があおられるようなコメントが目につきますが、人間ならではの分野をどんどん深めていけばいいのですよね。それが何なのか、しっかり考えられるのも人間のはずですから。
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