フランスでのテロ。イスラム国の非道な人質殺害。世界がドンドン不穏になっているような・・・
テロに対する色んな考え方を目にし、耳にすることの多い日々。新聞で読んだフランスの作家・哲学者 ベルナールアンリ・レビさんのコメントです。
「表現の自由の中にも限度はある。フランスでも人種差別や殺人の呼びかけ、名誉を傷つける表現などは法律で禁じられている。ただし、宗教への配慮はその枠内にはない。政教分離の下で、宗教を批判することは絶対の権利だ。それは個人への攻撃、差別、侮辱にならない限り許される。1905年、法律で国と教会の分離を定めて以来の、明白な原則である」
コメントの一部だけですが、この部分を読んで、またまた目が点になった私です。「宗教に対する批判が絶対の権利」という表現。「権利」ということばの意味がわからなくなりました。
テロに対する対応は国によって違い、人によっても感覚は違うとは思います。でも、他人の信じる宗教を攻撃することが肯定されるとは。何だか不意打ちをくらったような気がしました。
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