なぜ、今の時期に解散?何だかよくわからないままですが、世の中選挙に突入したようです。政治のことはよくわからない、と言うのはいけませんね。自分が住んでいる国の現状、そして将来を託す議員さんたちが何を考えているのかを理解しないと。ですが、わからないな・・は本音です。
政治家とは、選挙になると「ああします、こうします、こうなります」と将来の展望を声高(こわだか)に訴えるのですが、本来、どんな社会を目指しているのか、それをはっきり伝えることばを聞くことはあまりありません。日本という国家が目指す、国としての大枠(おおわく)がわからないのです。
戦後の急激な発展のあとの停滞した経済。あくまでも経済は成長すべき、という政策しか見えない気がするのです。これからの日本はどんな社会であってほしいのか、国民はそれに対してどのように考えているのか。そこをしっかり汲み取って政策に活かそうとする政治家は少ないのでは、と勘ぐってしまいます。
確かに、経済が成長することでより豊かになる企業や国民も多いことでしょう。一方、経済成長の中で日本が失ってしまった「こころの豊かさ」や」「日本らしさ」を改めて手に入れるために、より安定した社会を求めている人たちの数も決して少なくはないのではないでしょうか?成熟社会と言われる日本が、発展途上国と同じスローガンで今後もずっと走っていけるはずがありません。
これからの世の中、どのような価値観で国を作っていくのか、新たな社会像をしっかり示してくれる政治家の声が聞きたい私です。
0 件のコメント:
コメントを投稿