1882年にアントニ・ガウディが建築を始めたこの教会、完成までには300年ぐらいかかると言われてきました。工事の足場が空に向かって伸びている、そんな中を私も多くの観光客に混じって見学してきました。
この記事を読みながら、同時に、このサグラダ・ファミリアの主任彫刻家として1978年から関わっていらっしゃる外尾悦郎(そとおえつろう)さんのことを思い出しました。以前、ドキュメンタリーで彼の地道な彫刻作業を見たことがありました。
機械化によって、効率よく石を切ることができたとしても、外尾さんのような彫刻家の作業はこれからも続くはずです。人の手がなし得る最高の技術が詰まったサグラダ・ファミリアがあと10年と少しで完成・・・考えるだけでもドキドキしてしまいます。
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