2012年3月29日木曜日

元気のごほうび

京都府がこの秋から、介護保険サービスを10年以上利用していない90歳以上の高齢者に対して「報奨金」として地元商店街で使える3万3千円分の商品券を贈ることになったと新聞で読みました。

保険とは、必要になったときのために掛けておくものですから、使わないのはいいこと、のはずです。車の保険や火災保険など、「もしも」のために掛けているのですから。

一方、介護保険は、亡くなった母も含めて、私の周りのお年寄りはほとんどが利用している保険です。色々なサービスが利用できるありがたい保険です。

ですが、保険である以上、使わなくてもいい健康なお年寄りがいらっしゃるのも事実です。京都府の場合、府内の平均介護保険料は月額4332円、全国平均よりも高いとか。サービスを利用していない高齢者にとって、何となく割り切れなく感じるのも当然でしょう。

その方たちに「元気のごほうび」を進呈するとは、すてきな企画だと思います。地元経済発展の一石二鳥の事業だと京都府高齢者支援課がもくろんでいるようです。

「これからも、どうぞお元気で」 の気持ちが伝わるといいですね。

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