ご近所の地方銀行の支店が「土曜日・日曜日営業中」という新聞の折り込み広告を入れました。「やっと・・・」と思った私です。
1987年にアメリカから帰国した私が不思議に感じたことの一つに、銀行が午後3時に閉まってしまうことでした。ATMが少しずつ普及してきた頃でしたが、その営業時間も夕方5時まで、週末はクローズ。なんとも不便なものでした。
私が住んでいたシカゴ近郊の街では、銀行の用事は「ドライブスルー」で済ませることが多く、ショッピングモールのATMも便利でよく使っていました。銀行のロビー業務(融資の相談や新規口座開設など)も、週に一度は夜8時までとか、土曜日もオープンとか、週末は「休み」という感覚がしっかりしているアメリカでも、「サービス業」の銀行の営業時間はけっこう長かったのです。
昔、銀行は3時に閉まって、行員さんはさっさと帰っているのだ、と信じていた私です。それが大きな間違いであるのはわかりましたが、利用者に不便な銀行の営業時間はとても不思議でした。
日本の銀行の週末営業がスタート。 アメリカで20年以上の「昔」から当たり前だったことが、本当に「やっと・・・」ですね。
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