サッカー女子ワールドカップで優勝した、なでしこジャパン。キャプテンの澤穂希(さわほまれ)選手はMVPと得点王を獲得。日本チームはフェアプレー賞を受賞しました。
今回の会期中、6試合で警告は5,退場が1。退場となったのは、決勝戦、延長戦最後の最後、アメリカのシュートを身体ごとぶつかって阻止した岩清水選手。「ここで点をとられるわけにはいかない」という執念が退場につながる行為になったのだと思います。見ていて、レッドカードは厳しいな、とも感じましたが、緊迫したあの瞬間、主審の下した判断に、一瞬びっくりした表情のあと、すぐに残り時間に集中した選手たちでした。
今朝の天声人語には、「俺が俺がのプレー、汚い反則や抗議がなく、ボール回しを楽しめた」とありました。男子と同じフィールドで走り回る女子サッカーは、ともすれば、動きが緩慢でおもしろくない、と思われがちですが、世界一を争うレベルの試合は、延長時間を含めて、その長さを忘れるほどでした。
フェアプレー賞の日本女子。改めて「すごい」です。
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