私の祖母はお風呂にゆっくりつかっている時、「いい加減だね・・・」とほっこりした顔で言っていました。本来、このことばには「ちょうどいい加減」の意味があります。
ですが、このことば、最近使われている用法は以下のものが多いようです。
1. 仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま。投げやり。おざなり。無責任。
「―なやり方」「―な人」
2. 相当な程度に達しているので、ほどほどのところで終わってほしいさま。
「―に雨もやんでほしい」「冗談は―でやめてくれ」
3. かなり。相当。「―いやになった」「―飽きがきた」
鎌田實氏のブログの最後の文章にも「いいかげん」があります。
原発事故263: かまたみのる公式ブログ 「いいかげん、自民党も民主党も、国民の側に立って政治をしてもらいたいものだ。」
そうなんです、国民はもう「いいかげんにしてくれ!」なんです。
内閣不信任案が提出されて混乱の極みとなった日本政治。今政治家は何をすべきか。そんなことがわからない人たちなんでしょうか。新聞・ラジオ・テレビ、そして一般の人たちみんなが「おかしいよ」と言っているというのに。
朝日新聞社:社説6月2日
0 件のコメント:
コメントを投稿