昨年暮れに亡くなった精神科の開業医、浜田晋氏のことばです。
「先生、わたしの病名は何ですか?」と言われても、「病名なんか何でもいいんだよ」と言います。「それはレッテルでしかすぎないんだから、あんたがこれからどうやって、どういうふうに生きていくかということが問題なんでしょ」といつも言います。
年齢を重ねると、からだのあちこちに「不都合」がでてきます。それが「老いる」ということなのでしょう。それは自然のなりゆき。病気の名前をつける必要はないと思う私です。自分にベタベタと「レッテル」を貼っても仕方ないですね。今更新しいレッテルはいりません。私というレッテルで十分です。
浜田先生のご自身の経験に基づいた講演記録です。
老いるについて
0 件のコメント:
コメントを投稿