車で遠出をするとき、最近はナビを使うのが当たり前。息子たちは写真のようなかわいいナビをフロントガラスに取り付けて、行き先を入力。アメリカでは日本の車にあるような、前もって取り付けられた大きめのナビよりも、こんな簡単なものを使う人の方が多いようです。
4月28日、午後にボルチモアをスタートしたドライブは、夏時間で遅くまで明るくなっているとはいっても、6時間以上ドライブすれば、真っ暗に。初めての場所でナビの案内がなくては到着不可能だったかもしれません。見事に家の前まで案内してくれました。
アメリカは住所表示がとても明解。家番号と通りの名前、そして街(市)の名前があれば、ずばり目的場所が見つかります。これは昔から感心するところの一つ。
ですが・・・ナビのおかげで手に入れにくくなったもの・・・それが地図です。ドライブに地図がないのは、お正月に黒豆がないようなもの、と感じる私。地図を持っていかなかったので、後部座席から、「地図・地図、map, map・・・」と言い続けました。
途中のショッピングモールで大きな本屋さんを見つけたけれど、閉まっていました。電子辞書の影響で大手書店がドンドンつぶれているのがアメリカ。近くのマーケットにも地図はありません。ガソリンスタンドのお店には必ず地図はあるはず、と思ったけれど、「今はおいてないわ・・・」との返事。
結局、バージニアに入ったところにあった「観光案内所」で地図をもらって、それからはおとなしくなった私。どこを走っているのかがわからないなんて、ドライブの楽しさがありません。
帰りも、州が変わるごとに「観光案内所」を見つけて、地図収集に努めました。ナビもいいけれど、地図のおもしろさは全く別。これからも地図探しをがんばります。
PS: 4月26日に掲載した「ほぼ日」の「今日のダーリン」けやき便り: 「祈り」、クリックしてもその日の文章に飛ばないことがわかりました。残念・・・
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