アメリカでの格安航空の先駆けがSouthwest Airlines。料金を安く設定することで、今まで飛行機に乗らなかった人たちも利用するようになったのが、発展の一因と言われています。「空のバス」という感覚でしょうか。
飛行機の予約は全てインターネットから。座席の指定はありません。搭乗方法は独特です。全ての路線を飛ぶのはボーイング737シリーズ。同じ機種を使うのは、パイロットを始めとして、従業員教育を簡略化できることにつながっているのです。Southwest Airlinesについてはサウスウエスト航空 - Wikipediaに詳しく記載されています。
さて、その搭乗方法はチェックインの順番にAからCのグループに分けられます。(飛行機出発の24時間前からインターネットでチェックイン可能です)登場の順番は:
1.プリボード:車いす利用者などの優先搭乗
2.ビジネスセレクト:搭乗番号A1~A15
(フライトのマイルが倍になり、有料のアルコールサービス一杯分が無料提供)
3. A16~30
4. A31~60
5. 4歳以下の子どもを同行する家族
6. B1~B30
7. B31~B60
8. C1~C30
ゲートの前には写真のような数字を書いた案内表示板が並び、乗客は自分の番号に応じて並んでから搭乗します。スタンバイで飛ぶときはほどんどCグループになりますから、搭乗はほぼ最後。満員の場合は、乗れなくなることもあります。
スタンバイフライトでの座席確保方法を、仕事でしょっちゅう飛んでいる息子から教えてもらいました。
・遅い搭乗では、まず中央の席しか空いていないので、大きな手荷物がある場合は頭上のビンの空いているところに押し込んでから、自分の席を探す。(降りる時、前に移動しながらその荷物が取り出せる)
・通路側、窓側、どちらも「なるべく」小さい人の組み合わせを狙う。「お母さんは細いから、潜り込んでも、左右の人は喜ぶよ」とのこと。
・もしカップルらしき人が、通路側、窓際に別れて座っていれば、そこは「穴場」。「座っていいですか?」と聞くと、必ず中央の席に移動して、二人が並ぶから。(満席でなければ、三席を二人で使おうと思っているので)ただし、「本物の」カップルを判定しないと、この作戦は実行不可(息子は、ほぼ当たると言っていましたが・・・)
アメリカ国内だけしか飛んでいませんが、日本語でもこんな検索ページがありました。Southwest Airlines の情報と路線図検索
もしアメリカへお出かけの際は、ぜひ一度乗ってみてください。機内もとっても気楽です・・・(飲み物サービスだけですから、おなかがすきそうな場合は食料品の持ち込みを忘れずに!)
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