2011年5月10日火曜日
情報発信
またまた鎌田實氏のブログからの情報収集です。外国人ボランティアからの発信: かまたみのる公式ブログ
世界各地を船で巡るピースボートのメンバーが大震災の被災地にボランティアの拠点を作って活躍しているとのこと。そして活動を海外にも発信して、海外からのボランティアも一緒に働いていて、彼ら自身が体験を伝えているのです。通訳・翻訳ができるメンバーが多い組織の強みでもありますね。
ピースボート 東日本大震災 緊急支援 - ピースボート 東日本大震災 緊急支援
Peace Boat Emergency Relief Operation | 2011 Great East Japan Earthquake & Tsunami
日本の海外への情報発信力の弱さは今回の大震災後も大きな問題となっています。特に福島原発に関する情報の政府レベルの発信の弱さ(遅さ)は、諸外国の「日本不信」を招いているほど。
日本に関する正確な情報を、ボランティアとして日本に来た外国人が発信してくれるのは、日本にとって何よりありがたいもの。特に彼らが母国語で発信してくれれば、色々な国々の人たちがそれを読むことができます。
今回の大震災では、日本に居住する外国人に対しての情報発信も大きなネックとなっていました。これは阪神大震災の時にも言われたことですが、避難の詳細など、日本語では伝わらないことも多く、ことばがわからないための不安を感じる人が多く存在します。。
被災地だけでなく、全国に在住する外国人への「正しい」情報発信は必要不可欠なもの。私が所属するグループでも震災直後からフェイスブックを立ち上げ、日本語・英語・ハングル・中国語での発信をしています。Global Voices from Japan
どんな形のものを発信するのか、誰が翻訳作業をするのか、立ち上げが急であったために、文字通り「走りながら」手探りの試行錯誤が続きました。私自身、福島原発に関して、翻訳作業を通じて多くを学ぶことができました。
情報があふれる今の時代だからこそ、一方的に流される情報を鵜呑み(うのみ)にすることなく、より大きな立場で正しい情報を選択できれば、と思います。もちろん、「この人」なら、「この組織」なら、と自分が信頼できる対象を探すのも大切な作業です。自分の生き様も試されるのですから・・・
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