2011年1月4日火曜日

実験的社会システム

朝の時間割が変わったので、久しぶりにNHKラジオの「ビジネス展望」が聞けるようになりました。平日の6時40分頃からの番組です。

今朝、内橋克人(うちはしかつと)さんの新年のメッセージを聞きました。詳細はまだ頭の中でまとまっていないのですが、「実験的社会システム」ということばが耳に残りました。

現在の社会の閉塞(へいそく)状態を打開するために必要なのが「実験的社会システム」だというのです。新しい社会システムを作っていくには、最初から「完璧」(かんぺき)なものができるはずはありません。うまくいかない部分を修正しながら、よりいいものを作っていく、その姿勢が大切なのだと内橋さんはおっしゃっていました。

これから菅首相が年頭の記者会見を行うようです。さてさて、どんなことをおっしゃるのでしょうか?実験的でもいいから、とにかく今の状況を良くするために、こんなことをやっていきます、というような明快なことばが聞けるのでしょうか?

自分自身の生活をどうしていきたいのか、社会はどうあって欲しいのか。私たち一人一人がしっかり考え、その変化が生まれていく課程をあせることなく、しっかり見つめていかなければいけないようです。


けやき便り: 内橋克人(2009年3月20日)

PS:元旦の雪の写真、お見せしたいものが一杯です。今日もちょこっと掲載してみました。

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