2008年8月1日金曜日

ついたち

日本語を外国語として勉強する人にとって、数字の言い方があれこれあるのはとても大変だと思います。英語ならone, two, three.....でいいものを、日本語は「いち・に・さん・・」「ひとつ・ふたつ・みっつ・・」。おまけに「いっぽん・にほん・さんぼん・・」と次に続く同じ文字(この場合「本」)の読み方も違うのですから、まさにパズルでしょうね。

今日は8月1日。「ついたち」ということばが気になって「語源由来辞典」で調べてみました。

干支(えと)の十二支に関する逸話で、13番目にたどり着いたイタチを神様がかわいそうに思い、毎月の最初の日を「ついたち」と呼ぶようにしたといったものがあるが、逸話であって語源とは関係ない。

これは単なる「語呂あわせ」。

ついたちの語源は、「つきたち(月立ち)」の音変化と考えられる。「月立ち」の「立ち」は、「出現する」「現れる」といった意味で、陰暦では月の満ち欠けによって月日を数え、新月が現れる日がその月の最初の日にあたることに由来する。

年に12回巡ってくる「ついたち」。新しい月を迎えて、さあ心機一転・・・ですが、この暑さ。猛暑の7月より暑くなるという予報がありました。少しでも涼しい気分でいるために、心を荒げることもなく、おだやかに、そうありたい8月です。

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