2017年1月21日土曜日

ガラスの天井

昨年のアメリカ大統領選挙でヒラリー・クリントンさんが破ることができなかったガラスの天井。小説家の池澤夏樹さんが朝日新聞のコラム、「終わりと始まり」の中で、日本の現状を「背を伸ばして立てば頭をぶつける低いところに今もガラスの天井がある。女たちは今もって腰をかがめることを強制されている」と書いています。ガラスの天井

「女は家で子供を育てていればいい、という考えが今もって国会と政界と財界の中心に腰を据えている」との文章は、まさしくその通り。コラムを通して、池澤さんの現在の日本に対する危機感が感じられます。

「実際、このままで行けば日本は死ぬ。正月からあえて縁起でもないことを言うが、出生率が上がらず、国民の半分の才能・能力を捨てて、既得権益にしがみつく男どものいいなりになっていたら、日本は死ぬ。男女格差、今は世界で111位、最下位まで33位分しかない。『どうすんだよ』」

男性からの提言です、一人でも多くの男性に読んで欲しい文章です。


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