新政権発足後、次々に「公約」を実行するトランプアメリカ大統領。オバマ前大統領の政策をことごとく否定することから仕事を始めたような感じです。
今後の政権運営がどうなるのか、不明瞭な先行きを心配する意見がメディアやネットに氾濫している中、
トランプ政権への期待というオリバー・ストーン氏のインタビュー記事がありました。
時の政権を批判する映画を作り続けたオリバー・ストーン監督が「トランプ大統領もあながち悪くない」と評価しているというのです。私たちが目にし、耳にする多くのコメントとは趣が違います。
ストーン監督の批判の矛先はアメリカの情報機関CIAに向けられています。その情報機関をけなしているトランプ大統領の意見に正当性を見ているのです。
この長い記事を読んで、またう〜ん、と考え込みました。多様な意見を読んだり聞いたりすることが大事なのは理解しているのですが、自分自身の判断基準が全く定まらなくなりそうにも思うのです。
昨年から気になっている「メディアリテラシー」という言葉。「世の中にある数えきれないほどの情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真意を見抜き、活用する能力のこと」という解説文章を読み返しています。