初めて一丸レフカメラを手にした時、ズームがとても楽しかったのを思い出します。特別に望遠レンズをつけるのではありませんから、ズームするのにも限界はありますが、それまでのコンパクトカメラとは違う感触にウキウキしました。
今年100年を迎える高校野球。白黒の古い写真が朝日新聞に連日掲載されています。6月12日の高校野球100年 ファインダー、選手のすぐ近くにカメラマンの姿がありました。1925年の写真です。
望遠レンズのないこの時代、躍動する選手達を追いかけるには、カメラマンはプレーヤーの近くにいなければならなかったわけです。初期の頃の大会では、走者が盗塁する瞬間の写真は三盗がほとんどで、二塁への盗塁は遠すぎて写せなかった、ましてや外野のプレーはほとんど残っていないとのこと。
外野手のクローズアップも当たり前だと思っている私たちには隔世の感あり。
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