2015年5月5日火曜日

夜間外出禁止令

昨年からアメリカの各地で発生している黒人の警察に対する反目。息子の家族が住むボルチモアでも4月25日、大きな騒動が起こりました。

4月19日に警察に逮捕された黒人青年がその後死亡。理由がはっきりしないまま、そのお葬式の日に集まった多くの人たちによって放火や略奪が発生。メリーランド知事が非常事態宣言を出し、ボルチモア市長は夜間外出禁止令を発令。多くの個人商店が被害にあっただけでなく、老人施設、教会も壊され、火に包まれてしまったのです。

5月1日、現在ワシントンD.C.在住の娘からメールがありました。
「ボルチモアも今回の件で会議や観光客のキャンセルが相次いでいます。ダウンタウンでレストランを経営している友達が嘆いています。金曜日はサラの家でお泊まり。外出禁止令まだ出ているので家でわんちゃんと映画見ます」

ロースクール時代はボルチモアで過ごした娘にとっても、仲間が一杯いる場所が荒れてしまったのはとても辛いはず。

黒人青年を逮捕した警察官を検察が訴追し、警察側がこれに異議を唱えている現状。何があったのははっきりすべきですが、これ以上の対立が生まれないことを願うばかりです。

ボルチモア水族館にて

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