他の音と比較しなくてもある音の高さ(音程)がわかる「絶対音感」は、音程という共通点がありますが、「絶対語感」は各個人が成長過程で身につけたその人特有の語感のこと。生まれた赤ん坊がことばを身につけていくのに、周りの人、特に母親の、ことばに関する感性が何よりも大切。そこで「美しく正しいことば」を身につけると、それは一生消えることのない「財産」となるのです。
関東と関西では全く違う「絶対語感」が存在する以上、京都にいながら、祖母から関東のことばで育てられた私の持っている「絶対語感」に特徴があるのも納得。
時代とともに日本人の絶対語感も変化してきているので、私の苦手な(?)「着れる」「食べれる」表現が普通だと感じる人が増えているのも現実。
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