2012年4月30日月曜日

シャクナゲ尾根

大原のもう少し先、小出石(こでいし)のバス停からハイキング
シャクナゲ尾根を歩きました
今年は少し花が遅いようでしたが
緑の中のシャクナゲを堪能

 つぼみはとっても濃いローズです

 最高の文句なしのお天気!
つつじもまだまだとってもきれい
 

少々あごを出しかけていた時に見かけた 伐採作業員さん
とっても身軽に動いて、次々に伐採中

私たちが歩いた行程を詳しく記したブログです
2009年の記事です
シャクナゲの写真がとってもきれいです

2012年4月29日日曜日

鼻濁音

鼻濁音(びだくおん)ということば、ご存じですか?

学校(がっこう)と発音する時の「が」と、「私が」という時の「が」の発音は違います。はっきりした「が」と、少し鼻に抜けたような「が」の違いです。これが鼻濁音なのです。

「が行」の音の鼻濁音が中心です。めがねの「が」、おにぎりの「ぎ」、もぐらの「ぐ」、まつげの「げ」、さいごの「ご」。全て鼻に抜いて発音します。単語の先頭にくる「が行」は鼻濁音になりません。

標準語の朗読訓練を受けると、この鼻濁音を厳しく注意されます。 英語の「ing」に近い音ですから、英語の発音訓練をすると鼻濁音が出せるようになる人がいます。

関西弁など、西日本の言葉では鼻濁音を使いませんから、苦労する人が多いのも事実です。普段使い分けていないのですから、その違いを意識しても、耳で聞き分けられない人が多いのです。

言語学者の方が、この鼻濁音をラジオで説明していました。そして・・・

「僕自身は東京出身ですが、普段は鼻濁音は使いません。母親が西日本出身なものですから。母親の言葉の影響は一生抜けないようです」

東京生まれの祖母に育てられた私は、ずっと京都で暮らしていますが、鼻濁音を普通に発音しています。全く無意識に使っています。さて、みなさんはいかがですか?

2012年4月28日土曜日

桜「餅」満開

この時期、八重の桜が満開になります
この時期、いつも桜餅が食べたくなります
色合いがぴったりですものね
おいしそう~

2012年4月27日金曜日

女子会旅行

高校の同窓生女子が一泊旅行。

しゃべった・しゃべった・しゃべった・・・・

特別なイベントは全くいらない「おしゃべり会」。

飽きることなく話し続けた一泊二日。

みんなそれぞれの人生に色々あったはず。

日々の生活を離れ、高校時代に戻った女子会旅行。

同じ時間と場所を共有できたことに、全員こころから感謝でした。

(写真掲載の承諾をもらっていませんので、特殊加工を試してみました)


2012年4月26日木曜日

同悲の心

「日本の天皇制とはどういうものなのでしょう。」 先日わが家での夕食の折、韓国人の友人が私たち日本人に問いかけました。

なかなか上手には答えられませんでした。現在の日本人にとって、それぞれの人が抱く「天皇像」「皇室像」は色んな形があるのではないでしょうか。

昨年の東日本大震災後、天皇陛下がテレビで被災した方々や国民に対して話しかけられた映像が強くこころに残っている私です。天皇陛下のお言葉から、被災者を案じるお気持ちが強く伝わってきました。

その後、天皇皇后両陛下が被災者のお見舞いに行かれた折、皇后様のお言葉、「よく助かってくださいましたね」を耳にした時、このお言葉の持つ暖かさに感激したものでした。

先日の新聞にも改めてこのお言葉についてのコメントがありました。  

「年齢、性別を問わず、今ここにある命への全き受容と感謝。命への敬意と祈り」がこの皇后陛下のお言葉に現れているというのです。

国民一人一人のために祈っていらっしゃる。その痛みを共に感じていらっしゃる。それを強く感じます。お二人が示してくださった「同悲の心」を持てる自分でいたい、そう思います。

2012年4月25日水曜日

新緑の候



「新緑の候、いかがお過ごしでしょうか」
これは今の時候のあいさつ文

桜が終わってまだ浅いのに
紅葉も竹も青空に映えて元気です

2012年4月24日火曜日

また京都で・・

昨日の朝の登校時、18歳、無免許、いねむり運転の軽自動車が引き起こした大きな事故。妊娠中の女性と女の子が死亡、事故に巻き込まれた小学生2人が重体、重軽傷が6人。

祇園で死者8人となった事故が起こったのはつい10日ほど前のこと。またもや京都でのできごと。

被害に遭われた方々のご家族・関係者のお気持ちはいかばかりでしょうか。何の落ち度もない人たちの命がこうも簡単に奪われてしまうとは。

安全のためにいかに努力をしても防ぎきれない事故が起こる現実。この小学校に子どもを通わせている父親が言ったことば、「こっちががんばっていても、突っ込んでこられたら守りようがない・・・」が胸に響きます。

辛い事件が二つも起こったこの4月。新緑が日に日に鮮やかにになる京都。 ただただ祈るばかりです。

2012年4月23日月曜日

新しい国へ

けやき便り: 「5分で切れます」 2009年5月29日のブログです。ミャンマーの元留学生との電話が5分で切られてしまった経験を書きました。この電話があったのは2009年より数年前のことでした。

2012年4月、ミャンマーが大きく変わってきたようです。

日本政府が来日中のミャンマー大統領に25年ぶりの円借款(えんしゃっかん)再開を表明し、日本の企業がミャンマーへの進出に本腰を入れる状況となりました。

先日の朝日新聞の現地記者のレポートがありました。2010年10月に野党・国民民主連盟(NLD)の党員にインタビューした時には、記者自身が地元の人がはく巻きスカート「ロンジー」を着用し、店の客を装ってたずねて行ったというのです。取材中にも「政府のスパイらしい」人が店に出入りしていて、も早々に切り上げたそうです。

先日の国会議員補欠選挙の折には、アウンサンスーチーさんを先頭にNLDのメンバーも表に出て選挙活動ができるようになりました。長かった「監視社会」のしばりが少しずつゆるんでいるようです。

このコラムのタイトルは「もう大声で大丈夫」でした。大声で野党の人たちが自分達の主張を話せるようになったのです。ミャンマーからの電話も、きっと好きなだけ話すことができるようになっているはず。メールで簡単にやりとりできる現在、あの5分の電話のこと懐かしく思い出します。

2012年4月22日日曜日

「空」

公園のコインパーキングの「空」という字が目に入りました

「から」の意味の「空」です

「空」を見上げてみました

「空」って「からっぽ」なんでしょうか

仏教の「空」も「からっぽ」なんでしょうか


青空を見上げながらぼーっとしていました

2012年4月21日土曜日

クールビズ

 今年も節電のためにクールビズを前倒しに実施
政府が発表した、とニュースで聞きました

今日の新聞にもこんな広告が・・・

ペットのクールビズ

Chuck、今年の夏は、こんなの着てみたい???

2012年4月20日金曜日

被害想定

東京都の直下型地震の被害想定。数字は「恐ろしい」と感じるものが並んでいます。コンピューターグラフィックの想定映像も生々しく、このような情報は「必要」とは思いつつも、関西に住む私ですら、実際に自分の身にふりかかるかもしれないと考えると、大きくこころが騒ぎます。

東日本大震災以降、「次」の可能性についての情報が飛び交(か)っています。「備えあれば憂いなし」ということわざはあるものの・・・

「悲観的に想定し、楽観的に対処せよ」ということばを目にしました。「最悪を想定して知恵を出し合おう」と解釈すればいいのだとありました。

むやみに恐れるだけでなく、知識をしっかり持って、自分のできる備えを考えていこう、ということなのです。

「自助」と「共助」で切り抜ける努力を、と報道番組で言っていました。自分自身のために、家族のために、周りの全ての人のために、「知恵」の見せ所、なんですね。


2012年4月19日木曜日

胃瘻(いろう)

けやき便り: 胃瘻:    母の介護を続けていた、2010年7月21日に胃瘻のことを詳しく書きました。胃瘻とは「おなかに穴を開けて胃へ管を入れ、水分や栄養をとる方法」です。

胃瘻をつけた認知症の90歳の祖母を家族で介護して見送った方のコメントを新聞で読みました。胃瘻をつけたあとも口からの刺激を続けて、一年後には白いご飯を口から食べられるまでになったのだそうです。

「胃瘻をつけずに死までの時間をカウントダウンしていくのか、それともつけて、わが家のように幸福な時間を生み出す命綱とするのか。この違いは実は、家族が終末期にどうか関わるのかによるのだと思います。」

「つけるときめたからには、家族は使いこなす努力をすべきです。“介護は無理”と施設に送るくらいだったら、つけるべきではない気がします。」

そのおばあさんは、94歳になり、食べものを口に近づけても口を開けなくなり、体が食べものを受け付けなくなったと判断した家族は、全ての医療行為と、胃瘻を使うことをやめ、その後10日でおばあさんは亡くなりました。

「家族の最後の責任は“終わり”のサインをキャッチすることだった。」というコメントには、最後までしっかり介護ができたという満足感が現れているようです。しっかり「見送る」ことができた、という想い、それは残された家族にとって、最大のごほうびだと思います。


 

2012年4月18日水曜日

鳥はどこ?

 これは簡単

 きれいな色は「かわせみ」です(植物園にて)

 鳩がどっしり

さて、鳥はどこに???

クリックして拡大映像で探してみてください

2012年4月17日火曜日

地球家族

昨日、親元を離れて東京の生活がスタートした大学一年生からの絵はがきが届きました。入学おめでとう、のメッセージへのお礼です。入学式を終えて、「さあ、これから・・・」という気持ちが伝わってくる内容でした。

彼が赤ちゃんだった時、一緒に写した手元に写真があります。「私の孫よ」と友達に見せていたものでした。ご両親は中国からの留学生。日本で就職して、ずっと日本で生活しています。日本生まれ、日本育ち、中国籍の彼のこれからが楽しみです。

複数の国を「自分の国」と感じることができる人たちが増えてくれば、世界の国々はもっとお互いを理解できるようになるのではないでしょうか。わが家の息子と娘は日本とアメリカが「自分の国」になっています。

それぞれの国のいいところと悪いところ、便利さや住みにくさも含めて、それを自分の経験として身につけている人たちが、これからの世界を担(にな)ってくれるものと思います。大きな地球家族の一員として・・・


PS:ちょうど娘が「バイリンブログ」を更新してくれました。二つの国を感じている内容です。

2012年4月16日月曜日

人が一杯

 南禅寺境内 どっちを向いても人が一杯

 哲学の道 ここも人が一杯

 お庭の丘の中腹から見えた観音殿(かんのんでん:銀閣)
珍しく人が入っていない写真

 銀沙灘(ぎんしゃだん)とよばれる砂の造形 
ゆっくり立ち止まって鑑賞する雰囲気にあらず

疎水の花筏(はないかだ)
今年の桜は急ぎ足で通り過ぎるよう

東京からの来客を案内して「観光客」の一人になった私
名残(なごり)の桜と人の波を堪能した 日曜の午後

2012年4月15日日曜日

イランからのメッセージ


  日本は大地が揺れた
  世界はこころが揺れた


昨年の大震災後、イランから寄せられた「俳句」としてのメッセージ
短いことばの中に込められた暖かさを感じます

「災害を多く経験している国だからこそのことばです」
このメッセージを紹介していた方のコメントでした

2012年4月14日土曜日

もう一度、今年の桜

 抜けるような青空の日 桜が光ってます


 空を見上げてながら一杯シャッターを切りました








暮れなずむ頃 松ヶ崎の疎水の「あおい」桜

2012年4月13日金曜日

「釈迦物語」

「釈迦物語」の著者は「ひろさちや氏」。仏教の教義や考え方をわかりやすく書かれた著書を、今までも数冊読んできました。

五木寛之氏の「21世紀仏教への旅」第一巻、インド編で、釈迦の最後の旅を読んだあと、偶然本やさんで目にとまったこの本。改めて釈迦の生涯を簡潔な文章でたどることができました。

人生は四苦八苦と表現される仏教の教えですが、「苦」の意味は、単に苦しいというのではなく、「思うがままにならないこと」 と記されています。思う通りにならないことに抵抗することなく、あるがままを受け入れることの大切さを説きます。

人は、いつも自分の感情・感覚で物事を見て判断してしまいがち。時には感情に振り回されて抜き差しならない状態に陥ることも。ですが、世の中は自分の思う通りにはならない、とまず受け止めることができれば、そこから自分のやるべきこと、取るべき態度が見えてくるのかもしれません。

プラス思考とは反対のような感覚ですが、自分自身を冷静に見つめるためにも、知っておくべきことがらなのだと思います。

クリスチャンの学校に通い、洗礼も受けている私ですが、このところ、仏教の考え方がとても自然にこころに響くのです。今の自分にとって必要な「ことば」に一杯出会えるように思うのです。宗教の枠にとらわれない、人としての生き方を学べるように感じています。



PS: 京都の桜は今が盛り、街中にピンクがあふれています。そんな中、昨日(12日)の午後、大きな交通事故が起こりました。7名の方々の命を奪った一瞬の出来事。亡くなった方々とご家族、そして関係する多くの方々に想いを馳せたいと思います。



2012年4月12日木曜日

「先頭」大好き!

 大阪に行った日
 京阪電車の一両目、一番前の席
「先頭」の席に座った私
こんな景色を楽しみました


小さい頃から、ジェットコースターも「先頭」に乗っていました
それは随分昔に「卒業」しましたけれどね・・・

2012年4月10日火曜日

中之島の昼下がり

大阪に出かけた日
ちょっと時間つぶしとなった昼下がり
中之島を東に向いて歩いてみました

 中之島の東のさきっぽ、ガラスのモニュメント
満開の桜が続く堂島川べり、天満橋方向
 

中央公会堂の中にも初めて入ってみました

月曜日で東洋陶磁美術館はお休み
それだけが残念だった、ゆったりした昼下がり

2012年4月9日月曜日

植物園の桜

 4月8日、京都府立植物園 満開の桜はまだ全体の半分以下

 しだれの老木もがんばってます

円山(まるやま)公園のしだれ桜の「姪」にあたる桜だとか
桜って男と女が決まっているのでしょうか

すっきり晴れた日曜日
植物園は人・人・人・・・

2012年4月8日日曜日

咲いた!

 東京はもう桜が満開とか
京都はまだまだ・・・ですが松ヶ崎の疎水べりの桜が咲き出しました

 
 夕方の蒼空に映える桜は三分咲き・・・ほどでしょうか


 これからしっかり開いていくのですね


岩倉川沿いの桜並木
まだ一つも開いていません
朝夕、まだとても冷たいです

2012年4月7日土曜日

「原住民」

私の父は若い頃から頭髪が薄くなっていました。ある時、「原住民にはハゲはいない。現代人として頭をよく使っているからこその頭なんだ」と父が言っていました。少し「差別的表現」もありますが、父独特の理論がおもしろかったのを覚えています。

近代文明と縁がないのが「原住民」だとしたら、私もある意味で「原住民」だと実感しました。

久しぶりの「母親業」に疲れたのか、急に目の違和感が出て、眼医者さんへ。「ものもらいですね」とのこと。「疲れで抵抗力が落ちると出てくることもありますよ。よくある細菌感染ですから」とのこと。処方は点眼薬と抗生物質でした。

西洋医学のお薬はここ十数年飲んだことがない、つまり医療においては近代文明とご縁が薄い私。たった一粒の抗生物質で、完全におなかがおかしくなりました。身体が異常反応してしまいました。

幸い、少しずつ「視界」も広がってきましたから、点眼薬だけで治すことにします。 放っておいてもどうにかなりそうですから・・・